2015年12月 天才スピヴェット/THE YOUNG AND PRODIGIOUS T.S. SPIVET /2013年フランス・カナダ |
監督 | ジャン=ピエール・ジュネ |
出演 | カイル・キャトレット/ヘレナ・ボナム=カーター/ジュディ・デイヴィス/カラム・キース・レニー |
評価 | ★★★★★★★★★☆ |
感想 | これもTSUTAYAの「間違いない映画」コーナーから。「アメリ」の監督ということでチョイスしましたが、これが大正解。アメリのような洒落た演出で、内容は私好みのヒューマンなちょっといい話。大好きな「ビッグフィッシュ」のも通じる素敵な1本でした。 |
2015年10月 セッション/WHIPLASH /2014年アメリカ |
監督 | デイミアン・チャゼル |
出演 | マイルズ・テラー/J・K・シモンズ/ポール・ライザー/メリッサ・ブノワ |
評価 | ★★★★★★★★☆☆ |
感想 | いやあ、見応えのある力作でした。一流のミュージシャン輩出のためには、心を病むことも仕方ないとするスパルタ指導は肯定されるべきか。まあそんな理屈は抜きにして面白い映画。予想を裏切る展開もグッド。 |
2015年9月 トラッシュ! -この街が輝く日まで-/TRASH /2014年イギリス・ブラジル |
監督 | スティーヴン・ダルドリー |
出演 | マーティン・シーン/ルーニー・マーラ/ヒクソン・テヴェス/エドゥアルド・ルイス |
評価 | ★★★★★☆☆☆☆☆ |
感想 | これもTSUTAYAの「間違いない映画」コーナーにあった1本で、大好きな「リトルダンサー」の監督作品。子供たちが拾った財布には重大な秘密が隠されているという、まあよくあると言えばよくある感じの内容なので、この評価。 |
2015年9月 フューリー/FURY /2014年イギリス |
監督 | デヴィッド・エアー |
出演 | ブラッド・ピット/シャイア・ラブーフ/ローガン・ラーマン/マイケル・ペーニャ |
評価 | ★★★★★☆☆☆☆☆ |
感想 | コテコテの戦争映画はあまり観ないのですが、友人お勧めということで鑑賞。たった1台の戦車で抵抗する痛快な内容ですが、新人が成長していく過程も見どころか。 |
2015年9月 バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)/BIRDMAN OR (THE UNEXPECTED VIRTUE OF IGNORANCE) /2014年アメリカ |
監督 | アレハンドロ・G・イニャリトゥ |
出演 | マイケル・キートン/ザック・ガリフィナーキス/エドワード・ノートン/アンドレア・ライズブロー/ナオミ・ワッツ |
評価 | ★★★★★★★★☆☆ |
感想 | 描くのが難しいであろうこの物語を見事に映像化しているのは見事。個性的な登場人物が繰り広げる舞台劇的な演出は不思議な感覚でした。アカデミー作品賞にも納得の1本。 |
2015年6月 オオカミは嘘をつく/BIG BAD WOLVES /2013年イスラエル |
監督 | アハロン・ケシャレス/ナヴォット・パプシャド |
出演 | リオル・アシュケナー/ツァヒ・グラッド/ロテム・ケイナン |
評価 | ★★★★★★☆☆☆☆ |
感想 | TSUTAYAの「間違いない映画」コーナーにあった1本で、タランティーノが絶賛したというイスラエル作品。何でそうなるのと言いたくなる無茶苦茶な展開もありますが、緊張感は半端なかったです。ラストで明かされる真実にも疑問。 |
2015年6月 アメリカン・スナイパー/AMERICAN SNIPER /2014年アメリカ |
監督 | クリント・イーストウッド |
出演 | ブラッドリー・クーパー /シエナ・ミラー/ルーク・グライムス/ジェイク・マクドーマン |
評価 | ★★★★★★★☆☆☆ |
感想 | 伝説のスナイパーの苦悩や心情が丁寧に描かれたこれまたイーストウッドならではの作品。ラストでアメリカ万歳的な印象を強く残すところに少し興醒めでしたが、いい映画でることは確か。 |
2015年6月 ハンガー/HUNGER /2008年イギリス・アイルランド |
監督 | スティーヴ・マックィーン |
出演 | マイケル・ファスベンダー/リーアム・カニンガム/リーアム・マクマーン/スチュアート・グレアム |
評価 | ★★★★★☆☆☆☆☆ |
感想 | ハンガーストライキで抵抗して死んでゆく囚人の実話。アイルランドの歴史的背景をしっかり理解して観るべき映画だと思いますが、それを抜きにしても壮絶な内容でした。ドキュメンタリー映画の感覚でしか観ることができなかったのでこの点数。 |
2015年6月 チョコレートドーナツ/ANY DAY NOW /2012年アメリカ |
監督 | トラヴィス・ファイン |
出演 | アラン・カミング/ギャレット・ディラハント/アイザック・レイヴァ |
評価 | ★★★★★☆☆☆☆☆ |
感想 | いわゆるミニシアター系です。ゲイの二人とダウン症の少年との絆を描くヒューマンドラマ。原題の「ANY DAY NOW」はボブ・ディランの「I Shall Be Released」という曲の一節で、この曲がとても効果的に使われていました。 |
2015年6月 グランド・ブダペスト・ホテル/THE GRAND BUDAPEST HOTEL /2013年イギリス・ドイツ |
監督 | ウェス・アンダーソン |
出演 | レイフ・ファインズ/F・マーレイ・エイブラハム/エドワード・ノートン/マチュー・アマルリック/シアーシャ・ローナン/エイドリアン・ブロディ |
評価 | ★★★★★★★☆☆☆ |
感想 | ヨーロッパの一流ホテルを舞台にした群像ミステリーコメディ。なかなの味わいで、ホテルが舞台ばらではの人間模様が豪華キャストで描かれていました。一風変わったテイストをお求めの方にはお勧めです。 |
2015年6月 ジャージー・ボーイズ/JERSEY BOYS /2014年アメリカ |
監督 | クリント・イーストウッド |
出演 | ジョン・ロイド・ヤング /エリック・バーゲン/マイケル・ロメンダ/ヴィンセント・ピアッツァ/クリストファー・ウォーケン |
評価 | ★★★★★★☆☆☆☆ |
感想 | イーストウッド監督でなければ観ないタイプの作品です。ドラマチックさに欠けるし、エピソードが唐突で流れるような展開とは言い難い。それもまたイーストウッド。 |
2015年5月 華麗なるギャツビー/THE GREAT GATSBY /2014年フランス |
監督 | バズ・ラーマン |
出演 | レオナルド・ディカプリオ/トビー・マグワイア/キャリー・マリガン/ジョエル・エドガートン |
評価 | ★★★★★★★☆☆☆ |
感想 | 何とも不思議な感覚の映画でした。原作も随分昔に読んだのですが、こんなストーリーだったか。ロバート・レッドフォード主演の作品のほうも観てみたくなりました。 |
2015年5月 LUCY/ルーシー/LUCY /2014年フランス |
監督 | リュック・ベッソン |
出演 | スカーレット・ヨハンソン/モーガン・フリーマン/チェ・ミンシク/アムール・ワケド |
評価 | ★★★★★★★☆☆☆ |
感想 | 大好きなリュック・ベッソン監督の新作はイメージしたとおりの映画でした。映像の楽しさと89分という短さでアッと言う間に終わりました。スカーレット・ヨハンソンは作品を観れば観るほど好きになります。 |
2015年 ネブラスカ ふたつの心をつなぐ旅/NEBRASKA /2013年アメリカ |
監督 | アレクサンダー・ペイン |
出演 | ブルース・ダーン/ウィル・フォーテ/ジューン・スキッブ/ステイシー・キーチ |
評価 | ★★★★★★☆☆☆☆ |
感想 | ありがちと言えばありがちな父子のロードムービー。モノクロで狙いもよくわかりますが、面白さもそこそこ。 |
2015年 大統領の執事の涙/LEE DANIELS' THE BUTLER /2013年アメリカ |
監督 | リー・ダニエルズ |
出演 | フォレスト・ウィテカー /オプラ・ウィンフリー/ジョン・キューザック/ジェーン・フォンダ |
評価 | ★★★★★★☆☆☆☆ |
感想 | 予備知識なく観てみたら少し予想と違うテイストでしたが、悪くありません。黒人差別などアメリカの歴史を背景に観るべき映画で、社会派ドラマとでも言うべき作品か。 |
2015年 ドライヴ/DRIVE /2011年アメリカ |
監督 | ニコラス・ウィンディング・レフン |
出演 | ライアン・ゴズリング/キャリー・マリガン/ブライアン・クランストン |
評価 | ★★★★★★★☆☆☆ |
感想 | 100分という上映時間もうれしい犯罪ミステリー作品。スタイリッシュという形容詞がつく作品らしく、静かな映像描写が印象的で、寡黙な主人公は昔ならジェームズ・ディーンが配役される感じか。 |
2015年 小さいおうち /2013年日本 |
監督 | 山田洋次 |
出演 | 松たか子/黒木華/片岡孝太郎/吉岡秀隆/妻夫木聡 |
評価 | ★★★★★★☆☆☆☆ |
感想 | 昭和初期の小さいおうちでの出来事をミステリアスに描いた作品。丁寧に描かれていますが、この作品で山田監督は何を伝えたかったのか。慎み深く生きる時代の日本人の心というか、時代によって異なる人への思いの寄せ方というか。 |
2015年 鑑定士と顔のない依頼人/THE BEST OFFER /2013年イタリア |
監督 | ジュゼッペ・トルナトーレ |
出演 | ジェフリー・ラッシュ/シルヴィア・フークス/ジム・スタージェス/ドナルド・サザーランド |
評価 | ★★★★★★★☆☆☆ |
感想 | 絵画が生き甲斐の初老の男の哀しいミステリー。絵画が題材なだけに、絵画的な映像がとても奇麗で、「ニュー・シネマ・パラダイス」の監督ならではの何とも言えない味わいが楽しめる作品です。 |
2014年10月 LIFE!/THE SECRET LIFE OF WALTER MITTY /2013年アメリカ |
監督 | ベン・スティラー |
出演 | ベン・スティラー/クリステン・ウィグ/アダム・スコット/キャスリン・ハーン/シャーリー・マクレーン/ショーン・ペン |
評価 | ★★★★★★★☆☆☆ |
感想 | オリジナルの「虹をつかむ男」は観ていませんが、英語タイトルはそのまま。私自身がボーッと夢想することがよくあるので、「七年目の浮気」も共感できて大好きですが、この映画もいい。映像も奇麗でちょっと違ったテイストのハリウッドですね。 |
2014年10月 それでも夜は明ける/12 YEARS A SLAVE /2013年アメリカ |
監督 | スティーヴ・マックィーン |
出演 | キウェテル・イジョフォー/マイケル・ファスベンダー/ベネディクト・カンバーバッチ /ブラッド・ピット |
評価 | ★★★★★★☆☆☆☆ |
感想 | マックィーン監督作品は初めて。アカデミー作品賞ならではの正義感に溢れた作品でした。悲惨な歴史に触れる機会は私にとって大切なものですが、映画というよりもドキュメンタリーとして観てしまいました。いつもながら邦題には疑問。 |
2014年 モナリザ/MONA LISA /1986年イギリス |
監督 | ニール・ジョーダン |
出演 | ボブ・ホスキンス/キャシー・タイソン/マイケル・ケイン/ロビー・コルトレーン |
評価 | ★★★★☆☆☆☆☆☆ |
感想 | 同名の名曲にヒントを得て作ったとか。曲も好きだし、ミニシアター系が観たくてチョイスしましたが、うーん。この手の味だけを堪能できるほど、私自身が成熟していませんでした。今度はポップかつ通好みという作品を選ぶようにします。 |
2014年 マラヴィータ/THE FAMILY/MALAVITA /2013年アメリカ・フランス |
監督 | リュック・ベッソン |
出演 | ロバート・デ・ニーロ/ミシェル・ファイファー/トミー・リー・ジョーンズ/ディアナ・アグロン |
評価 | ★★★★★★★☆☆☆ |
感想 | この監督にこのキャスト、もう観るしかないので新作レンタル。さすがベッソン、なかなかのエンターテイメント作品を堪能できました。TVドラマで人気が出たという娘役のディアナ・アグロンがチャーミングでした。 |
2014年 悪の法則/THE COUNSELOR /2013年アメリカ |
監督 | リドリー・スコット |
出演 | マイケル・ファスベンダー/ペネロペ・クルス/キャメロン・ディアス/ハビエル・バルデム/ブラッド・ピット/ブルーノ・ガンツ |
評価 | ★★★★★★☆☆☆☆ |
感想 | リドリー・スコット監督ということでただのオールスターキャスト映画ではなく、それなりの見どころはありました。この日本語タイトルがいかんのよねえ。どんな法則やねんと。 |
2014年 キャプテン・フィリップス/CAPTAIN PHILLIPS /2013年アメリカ |
監督 | ポール・グリーングラス |
出演 | トム・ハンクス/バーカッド・アブディ/バーカッド・アブディラマン/ファイサル・アメッド |
評価 | ★★★★★★★☆☆☆ |
感想 | 緊張感が最後まで持続する、すごい映画ではありました。リアリティ溢れる映像と、海と船という地味な世界がさらに緊張感を増しているのだと思います。映画的な面白さはともかく、引き込まれる力強い1本でした。 |
2014年 サイド・エフェクト/SIDE EFFECTS /2013年アメリカ |
監督 | スティーヴン・ソダーバーグ |
出演 | ジュード・ロウ/ルーニー・マーラ/キャサリン・ゼタ=ジョーンズ/チャニング・テイタム |
評価 | ★★★★★★☆☆☆☆ |
感想 | んー、テーマが重いし、ここまでうまく物事が運ぶかを考えまいとしても難しい1本。短めの時間に加え、演出も無駄がないので、優等生の作った完成度の高い作品ではあります。 |
2014年 パッション/PASSION /2012年フランス・ドイツ |
監督 | ブライアン・デ・パルマ |
出演 | レイチェル・マクアダムス/ノオミ・ラパス/カロリーネ・ヘルフルト |
評価 | ★★★★★★☆☆☆☆ |
感想 | デ・パルマ監督お得意の官能クライムサスペンス。これまた期待しすぎた分、評価は伸びず。最近のデ・パルマはマニアックなテーマを趣味の世界で撮っている感じがして、よく製作費がつくなあと感心します。もう少しポップなテイストを期待します。 |
2014年 ウルフ・オブ・ウォールストリート/THE WOLF OF WALL STREET /2013年アメリカ |
監督 | マーティン・スコセッシ |
出演 | レオナルド・ディカプリオ/ジョナ・ヒル/マーゴット・ロビー/マシュー・マコノヒー |
評価 | ★★★★★★☆☆☆☆ |
感想 | 見たくて新作で借りたのですが、予想どおりと言えば予想どおりの映画。それなりに面白いのですが、この手の映画は何も残らない。だから何って感じでした。本当にここまでハチャメチャな世界があるのか、あったのか。アメリカは信じられんところやなあ。 |
2014年 リンカーン /2012年アメリカ |
監督 | スティーヴン・スピルバーグ |
出演 | ダニエル・デイ=ルイス /サリー・フィールド/デヴィッド・ストラザーン/トミー・リー・ジョーンズ |
評価 | ★★★★★★☆☆☆☆ |
感想 | スピルバーグのシリアス物は好きで期待したのですが、今風に言えばちょっとハマらなかった。ダニエル・デイ=ルイスが各賞を多く受賞したのに対し、作品賞は逃しているのがわかるような気がします。 |
2014年 96時間/リベンジ/TAKEN 2 /2012年フランス |
監督 | オリヴィエ・メガトン |
出演 | リーアム・ニーソン/マギー・グレイス/ファムケ・ヤンセン |
評価 | ★★★★★★☆☆☆☆ |
感想 | 宣伝や予告編で面白そうだったので、まずは前作を見た後に本作を鑑賞。わがまま娘のために命をかける前に、甘やかさずにしつけろと言いたくはなりますが、楽しめました。 |
2014年 東京家族 /2012年日本 |
監督 | 山田洋次 |
出演 | 橋爪功/吉行和子/西村雅彦/夏川結衣/中嶋朋子/林家正蔵/妻夫木聡/蒼井優 |
評価 | ★★★★★★★★☆☆ |
感想 | さすが山田監督。しっとりと「家族」が描かれていて、優しい気持ちになることができました。本家本元の小津安二郎版を見ずにしてこの映画を見ることに少し抵抗がありましたが、借りて良かった。いい映画です。 |
2014年 96時間/TAKEN /2008年フランス |
監督 | ピエール・モレル |
出演 | リーアム・ニーソン/マギー・グレイス/リーランド・オーサー |
評価 | ★★★★★★☆☆☆☆ |
感想 | リュック・ベッソン製作・脚本だけあって、それなりに楽しめました。まあ、そりゃないやろとツッこみどころは満載ですが。 |
2013年11月 愛、アムール/AMOUR/LOVE /2012年フランス・ドイツ・オーストリア |
監督 | ミヒャエル・ハネケ |
出演 | ジャン=ルイ・トランティニャン/エマニュエル・リヴァ/イザベル・ユペール |
評価 | ★★★★☆☆☆☆☆☆ |
感想 | ストレートでシンプルなタイトルですが、結局は夫婦間介護の苦悩の物語。妻の様子がおかしくなり、だんだん状態が悪くなり、献身的な夫が疲れて妻を殺め、心中を図るまでを丁寧に描いているのですが、それ以上のものを感じ取ることはできませんでした。 |
2013年11月 オブリビオン/OBLIVION /2013年アメリカ |
監督 | ジョセフ・コシンスキー |
出演 | トム・クルーズ/モーガン・フリーマン/オルガ・キュリレンコ |
評価 | ★★★★★★☆☆☆☆ |
感想 | トム・クルーズと「007慰めの報酬」ヒロイン主演のSF大作。TVの予告編が面白そうで期待して観たのですが、う〜ん。たぶんストーリーにも自分が理解できていないだけで、なるほどという伏線や謎解きもあったのだと思います。 |
2013年10月 フライト/FLIGHT /2012年アメリカ |
監督 | ロバート・ゼメキス |
出演 | デンゼル・ワシントン/ドン・チードル/ケリー・ライリー |
評価 | ★★★★★★★☆☆☆ |
感想 | 奇跡的な着陸技術で多くの命を救った機長がアルコール飲酒発覚によりヒーローから一転裁かれる身へ。ストーリーも重厚感も好みなのですが、評価は伸びず。救いのある爽やかなエンディングはさすがに「フォレストガンプ」のゼメキス監督でした。 |
2013年10月 オール・アバウト・マイ・マザー/TODO SOBRE MI MADRE/ALL ABOUT MY MOTHER /1998年スペイン |
監督 | ペドロ・アルモドバル |
出演 | セシリア・ロス/マリサ・パレデス/ペネロペ・クルス |
評価 | ★★★★☆☆☆☆☆☆ |
感想 | 「私が、生きる肌」、「トーク・トゥ・ハー」で非常に興味を持ったスペインの監督の過去の作品が観たくなって借りてみました。「感動作」と評されるほどの作品かというと疑問です。登場人物のキャラが凄すぎて外国文化とはあんなものなのかと違った見方をしてしまいました。 |
2013年10月 私が、生きる肌/LA PIEL QUE HABITO/THE SKIN I LIVE IN /2011年スペイン |
監督 | ペドロ・アルモドバル |
出演 | アントニオ・バンデラス/エレナ・アナヤ/マリサ・パレデス/ジャン・コルネット |
評価 | ★★★★★★★☆☆☆ |
感想 | 整形外科医が人口皮膚移植技術を駆使し、亡き妻を創るという異色のストーリー。内容はともかく、ミステリー・サスペンスものとして十分に楽しめる作品。ハリウッド作品からちょっと離れて、スペインの巨匠もアリです。 |
2013年9月 ライフ・オブ・パイ/トラと漂流した227日/LIFE OF PI /2012年アメリカ |
監督 | アン・リー |
出演 | スラージ・シャルマ/イルファン・カーン/アディル・フセイン |
評価 | ★★★★★★★☆☆☆ |
感想 | ネットなどを見ると何か難しく解釈して、深い部分を読み取ろうとしていらっしゃいますが、理解力に乏しい私としてはストーリーの浅い部分と映像だけで十分楽しめました。個人的にはミーアキャットのシーンが圧巻で、美しかった。 |
2013年9月 ジャンゴ 繋がれざる者/DJANGO UNCHAINED /2012年アメリカ |
監督 | クエンティン・タランティーノ |
出演 | ジェイミー・フォックス /クリストフ・ヴァルツ/レオナルド・ディカプリオ/ケリー・ワシントン/サミュエル・L・ジャクソン |
評価 | ★★★★★★★☆☆☆ |
感想 | さすがタランティーノ。描き方がうまい。いちいち演出や台詞、キャラクターにこだわって、ホントこの監督は映画が好きなんだろうなあと思います。ちょっとグロいシーンが多いですが、そんなシーンがなくても十分楽しめるんですけどね。 |
2013年8月 最強の二人/INTOUCHABLES/UNTOUCHABLE /2011年フランス |
監督 | エリック・トレダノ/オリヴィエ・ナカシュ |
出演 | フランソワ・クリュゼ/オマール・シー/アンヌ・ル・ニ |
評価 | ★★★★★★☆☆☆☆ |
感想 | 実話に基づくストーリーということで、ありがちな話にも感情移入ができました。ちょっとやり過ぎやろとツッコミたくなるシーンもありましたが、障害のある人に対して気を使うのではなく、普通に接することは確かに重要なことだと思えました。 |
2013年7月 ヘッドハンター/HODEJEGERNE/HEADHUNTERS /2012年ノルウェー/ドイツ |
監督 | モルテン・ティルドゥム |
出演 | アクセル・へニー/ニコライ・コスター=ワルドー/シヌーヴ・マコディ・ルンド |
評価 | ★★★★★★★☆☆☆ |
感想 | タランティーノ絶賛というパッケージに惹かれて鑑賞。ひねりの効いたストーリー展開で、細かいところに疑問を持たなければ最後まで一気に楽しめる1本でした。ハリウッドでのリメイクが決定しているので、そちらも観てみたいものです。 |
2013年6月 スープ 〜生まれ変わりの物語〜 /2012年日本 |
監督 | 大塚祐吉 |
出演 | 生瀬勝久/小西真奈美/刈谷友衣子/野村周平/古田新太/松方弘樹 |
評価 | ★★★★★★★☆☆☆ |
感想 | 義兄に勧められて鑑賞。破天荒な設定を堂々と普通に演出する面白みがまずありました。出演者陣も義兄の言うとおり、みんなそれぞれに味があり、上質な舞台を観ている心地よさ。面白いです。 |
2013年4月 007 スカイフォール/SKYFALL /2012年イギリス・アメリカ |
監督 | サム・メンデス |
出演 | ダニエル・クレイグ/ハビエル・バルデム/レイフ・ファインズ/ナオミ・ハリス |
評価 | ★★★★★★☆☆☆☆ |
感想 | 悪くはないんですが、設定がちょっと。ボスと元同僚とのイザコザに、ラストは西部劇のような決闘シーン。ちょっと007らしくないので、入り込めませんでした。わかってはいるけど、期待しすぎるとこうなるのかな。 |
2013年4月 アルゴ/ARGO /2012年アメリカ |
監督 | ベン・アフレック |
出演 | ベン・アフレック/ブライアン・クランストン/アラン・アーキン |
評価 | ★★★★★★★★☆☆ |
感想 | かなり誇張はしているはずだが、実話に基づくもの思うと緊迫感が伝わってきて面白いです。先進国が舞台でない分、緊張感が増し、最後まで楽しめました。アカデミー作品賞には納得ですが、ラストの空港シーンはあそこまで間一髪の設定にしなくても・・・。 |
2013年3月 別離/JODAEIYE NADER AZ SIMIN/NADER AND SIMIN, A SEPARATION /2011年イラン |
監督 | アスガー・ファルハディ |
出演 | レイラ・ハタミ/ペイマン・モアディ/シャハブ・ホセイニ |
評価 | ★★★★★★★★☆☆ |
感想 | 初めてのイラン映画。別にやみくもに選んだわけでなく、アカデミー外国語映画賞に輝いたとのことで手に取りました。宗教という理解しずらい深いテーマが狙っているわけではなく、そこには自然にあるので、そこをどう受け入れるかで面白さが変わると思いますが、緊張感のあるいい作品でした。 |
2013年2月 ものすごくうるさくて、ありえないほど近い/EXTREMELY LOUD AND INCREDIBLY CLOSE /2011年アメリカ |
監督 | スティーヴン・ダルドリー |
出演 | トム・ハンクス/サンドラ・ブロック/トーマス・ホーン |
評価 | ★★★★★★★★★☆ |
感想 | 娘がカナダへ向かう飛行機で観て面白かったという1本。ストーリー、脚本が素晴らしい。ひねりのあるちょっとしたロードムービー、いろんな人のエピソードがちりばめられ、欲張っているようでごちゃごちゃしすぎてない。すごくいいお話なので皆さんもぜひ。 |
2013年2月 シャーロック・ホームズ/SHERLOCK HOLMES /2009年アメリカ |
監督 | ガイ・リッチー |
出演 | ロバート・ダウニー・Jr/ジュード・ロウ/レイチェル・マクアダムス/マーク・ストロング |
評価 | ★★★★★★★☆☆☆ |
感想 | 2作目を観た後の1作目。甲乙つけ難く面白かったですね。この映画の予告編をテレビで観てずっと観たかった1本です。相手の動きを推理し、先読みして闘うというあたり、徹底して名探偵にこだわっている感じがいいです。 |
2013年1月 レ・ミゼラブル/LES MISERABLES /2012年イギリス |
監督 | トム・フーパー |
出演 | ヒュー・ジャックマン/ラッセル・クロウ/アン・ハサウェイ/アマンダ・セイフライド /ヘレナ・ボナム=カーター |
評価 | ★★★★★★★★☆☆ |
感想 | 久しぶりに映画館へ。大画面の迫力と重厚な音響に圧倒されました。独唱ではなく、合唱?が多く、歌と歌のからみがとても良かったです。「ああ無情」ってあんな話だったっけと改めて知りました。久しぶりにミュージカルを堪能しました。 |
2013年1月 戦火の馬/WAR HORSE /2011年アメリカ |
監督 | スティーヴン・スピルバーグ |
出演 | ジェレミー・アーヴァイン/エミリー・ワトソン/デヴィッド・シューリス |
評価 | ★★★★★★★★★☆ |
感想 | 動物ものは敬遠していましたが、この映画は素晴らしい。やはりスピルバーグは観る人を楽しませる天才ですね。エピソードも良ければ、映像も美しすぎる。馬を巡るいくつもの人間模様。いや〜、私好みです。 |
2013年1月 シャーロック・ホームズ シャドウ ゲーム/SHERLOCK HOLMES: A GAME OF SHADOWS /2011年アメリカ |
監督 | ガイ・リッチー |
出演 | ロバート・ダウニー・Jr/ジュード・ロウ/ノオミ・ラパス/ジャレッド・ハリス |
評価 | ★★★★★★★☆☆☆ |
感想 | なぜか2作目を借りてしまいました。大好きな「スナッチ」の監督が描くシャーロック・ホームズは19世紀の007といった感じになっていましたが、ちゃんと推理を盛り込んでいるところが気に入りました。 |
2013年1月 ジョン・カーター/DARK SHADOWS /2012年アメリカ |
監督 | アンドリュー・スタントン |
出演 | テイラー・キッチュ/リン・コリンズ/サマンサ・モートン |
評価 | ★★★★★★☆☆☆☆ |
感想 | 大画面テレビでブルーレイが見られる環境になったので、それにピッタリの映画を借りてみました。アバターっぽさが最後まで抜けきれず途中も少し退屈感もありましたが、ラストのひねりは嫌いではありませんでした。 |
2012年12月 ダーク・シャドウ/DARK SHADOWS /2012年アメリカ |
監督 | ティム・バートン |
出演 | ジョニー・デップ/ミシェル・ファイファー/ヘレナ・ボナム=カーター/エヴァ・グリーン |
評価 | ★★★★★★☆☆☆☆ |
感想 | ティム・バートンらしい遊び感覚に溢れた作品で楽しめたものの、いまひとつという感想が率直なところ。こういう映画もたまにはいいけど、少し肌に合いませんでした。 |
2012年11月 ミッション:8ミニッツ/SOURCE CODE /2011年アメリカ |
監督 | ダンカン・ジョーンズ |
出演 | ジェイク・ギレンホール /ミシェル・モナハン/ヴェラ・ファーミガ/ジェフリー・ライト |
評価 | ★★★★★★☆☆☆☆ |
感想 | アイディアは奇抜すぎて評価うんぬんではないが、映画としてはまずまず楽しめるものでした。ホロリとさせるシーンも用意されており、少し重い内容の設定によりB級映画とまでは言わせない1本。悪くないです。 |
2012年11月 リミットレス/LIMITLESS /2011年アメリカ |
監督 | ニール・バーガー |
出演 | ブラッドリー・クーパー /ロバート・デ・ニーロ/アビー・コーニッシュ/アンドリュー・ハワード |
評価 | ★★★★★☆☆☆☆☆ |
感想 | 予告編に惹かれレンタルしたものの予想どおり平凡。ただし、それなりに楽しめる作品ではあり、ラストも予想に反する爽やか?なものでした。ほとんど使っていない人間の脳をフルに使うことのできる薬を手に入れた男の物語。 |
2012年10月 未来を生きる君たちへ/HAEVNEN/IN A BETTER WORLD /2010年デンマーク・スウェーデン |
監督 | スサンネ・ビア |
出演 | ミカエル・パーシュブラント/トリーヌ・ディルホム/ウルリク・トムセン/ ウィリアム・ヨンク・ユエルス・ニルセン |
評価 | ★★★★★★☆☆☆☆ |
感想 | 緊張感のある、ある意味で恐ろしいストーリーでした。原題は「復讐」なのですが、ギャングものではない、2組の親子の葛藤の物語。どうしてこんな邦題にしてしまうのかわかりませんが、考えさせられる重厚なドラマです。 |
2012年8月 J・エドガー/J. EDGAR /2011年アメリカ |
監督 | クリント・イーストウッド |
出演 | レオナルド・ディカプリオ/ナオミ・ワッツ/アーミー・ハマー/ジョシュ・ルーカス |
評価 | ★★★★★☆☆☆☆☆ |
感想 | 何とも評価の難しいイーストウッド作品。もはや普通の映画を撮らなくなっているので予想はしていましたが、もっと英雄を描いてほしいという思いは残ります。ディカプリオの演技は素晴らしいとは思います。 |
2012年8月 ウィンターズ・ボーン/WINTER'S BONE /2010年アメリカ |
監督 | デブラ・グラニック |
出演 | ジェニファー・ローレンス/ジョン・ホークス/シェリル・リー |
評価 | ★★★★★☆☆☆☆☆ |
感想 | ミニシアター系の作品はハマらなかった時は非常にキツいです。閉鎖的な山村での少女の勇気ある行動は胸を打たない訳ではないのですが、非現実的な設定が感情移入を阻み、どうしても乗り切れませんでした。 |
2012年7月 ドラゴン・タトゥーの女/THE GIRL WITH THE DRAGON TATTOO /2011年アメリカ |
監督 | デヴィッド・フィンチャー |
出演 | ダニエル・クレイグ/ルーニー・マーラ/クリストファー・プラマー |
評価 | ★★★★★★★☆☆☆ |
感想 | いかにもハリウッドリメークといったソツのない作品。緊張感が持続する一流のサスペンス映画ではありましたが、あそこまで特異なキャラクターである必要があるのか、ストーリーと登場人物の関連性が低いことに違和感がありました。 |
2012年6月 プラネット・テラー in グラインドハウス/PLANET TERROR ROBERT RODRIGUEZ'S PLANET TERROR /2007年アメリカ |
監督 | ロバート・ロドリゲス |
出演 | ローズ・マッゴーワン/フレディ・ロドリゲス/ブルース・ウィリス/ジョシュ・ブローリン |
評価 | ★★★★★★☆☆☆☆ |
感想 | 以前、テレビで何となく観て印象に残っていましたが、改めて観てみると、たいしたB級映画ぶりに拍手。「グラインドハウス」という実在のB級映画館に敬意を表した作品のようですが、まあ、ハチャメチャ振りがすごい。本当に好きな人が作るとここまで伝わるものかと感心しました。 |
2012年5月 マイレージ、マイライフ/UP IN THE AIR /2009年アメリカ |
監督 | ジェイソン・ライトマン |
出演 | ジョージ・クルーニー/ヴェラ・ファーミガ/アナ・ケンドリック/ジェイソン・ベイトマン |
評価 | ★★★★☆☆☆☆☆☆ |
感想 | 「ターミナル」系を狙ってみましたが、失敗。内容が薄いし、展開に深みなし。色んな映画賞にノミネートされているのが不思議です。ジョージ・クルーニーはしばらくパスだな。 |
2012年5月 ミラーズ・クロッシング/MILLER'S CROSSING /1990年アメリカ |
監督 | ジョエル・コーエン |
出演 | ガブリエル・バーン/マーシャ・ゲイ・ハーデン/アルバート・フィニー/ジョン・タートゥーロ |
評価 | ★★★★★★★☆☆☆ |
感想 | コーエン兄弟作品ならではの不思議な重厚感のあるギャング映画。ストリー自体はパッとしませんが、音楽と森林とギャングの醸し出す雰囲気はさすが。ただ好きなタイプではないので★7つ。 |
2012年5月 ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル/MISSION: IMPOSSIBLE - GHOST PROTOCOL /2011年アメリカ |
監督 | ブラッド・バード |
出演 | トム・クルーズ/ジェレミー・レナー/サイモン・ペッグ/ポーラ・パットン |
評価 | ★★★★★★★★☆☆ |
感想 | 大好きなデ・パルマ監督の傑作の第1作に次ぐシリーズ2番目の面白さ。伏線やスパイものならではの小道具、ストーリーもよくできていて最後まで楽しめました。娯楽作品の素晴らしさを改めて実感。「デジャヴ」で印象的だったポーラ・パットンがこの映画でもいい味出していました。 |
2012年5月 オーケストラ!/LE CONCERT /2009年フランス |
監督 | ラデュ・ミヘイレアニュ |
出演 | アレクセイ・グシュコフ/メラニー・ロラン/フランソワ・ベルレアン/ミュウ=ミュウ |
評価 | ★★★★★★★☆☆☆ |
感想 | 大好きな「ブラス!」っぽさを求めて観て見ると、予想どおりいい映画でした。メラニー・ロランがまたいい。チャイコフスキーという音楽家や「バイオリン協奏曲」に親しんでいたら、どれくらい感動が増したのか、劇中の演奏はやはりすごいのか、わからないのが残念でしたが、ちゃんと伝わってきました。 |
2012年5月 ヒア アフター/HEREAFTER /2010年アメリカ |
監督 | クリント・イーストウッド |
出演 | マット・デイモン/セシル・ドゥ・フランス/フランキー・マクラレン/ジョージ・マクラレン |
評価 | ★★★★★★☆☆☆☆ |
感想 | イーストウッド監督らしいと言えばらしい。私の苦手な霊感系の題材でしたが、苦悩する人々が丁寧に描かれていたのは良かったです。地味な映画ですが、独特の世界観は健在です。 |
2012年4月 最後の初恋/NIGHTS IN RODANTHE /2008年アメリカ |
監督 | ジョージ・C・ウルフ |
出演 | リチャード・ギア/ダイアン・レイン/スコット・グレン |
評価 | ★★★★★★★☆☆☆ |
感想 | これまたテレビ放映をなんとなく。正統派ラブストーリーは本当に久しぶりでしたが、このジャンルの良さを思い出させてくれる素敵な作品でした。共通点のある傷ついた2人が人生を取り戻していくというよくある話がうまく描かれていました。ハッピーエンドでなかったことが残念でしたが、野生馬の名シーンにつながったので良しとします。 |
2012年4月 デジャヴ/DEJA VU /2006年アメリカ |
監督 | ジャウマ・コレット=セラ |
出演 | デンゼル・ワシントン/ポーラ・パットン/ヴァル・キルマー/ジム・カヴィーゼル |
評価 | ★★★★★★★☆☆☆ |
感想 | これもテレビ放映をなんとなく。これは正解、面白かった。科学的にはあまり考えないようにすれば、よくできたストーリーと伏線、テンポの良い演出は観る価値あり。デンゼル・ワシントンもよかったですが、ポーラ・パットンという女優にしびれました。 |
2012年4月 エスター/ORPHAN /2009年アメリカ |
監督 | ジャウマ・コレット=セラ |
出演 | ヴェラ・ファーミガ/ピーター・サースガード/イザベル・ファーマン |
評価 | ★★★★★★☆☆☆☆ |
感想 | テレビ放映をなんとなく観始めてました。不快な主人公にうんざりしながらも、後の展開が気になり最後まで。妻の主張を全く取り上げない夫には閉口。アイデアと思い切りのいい展開は悪くありませんでした。 |
2012年4月 シーサイドモーテル /2010年日本 |
監督 | 守屋健太郎 |
出演 | 生田斗真/麻生久美子/山田孝之/玉山鉄二/成海璃子/古田新太/温水洋一 |
評価 | ★★★★★★☆☆☆☆ |
感想 | 久しぶりの邦画。友人のお気に入りで少し観た映像が気になって借りました。一時期好きだった、いくつかの物語が同時並行で最後につながっていく「パルプ・フィクション」のような展開が魅力。それなりに楽しめました。 |
2012年4月 ブラック・スワン/BLACK SWAN /2010年アメリカ |
監督 | ダーレン・アロノフスキー |
出演 | ナタリー・ポートマン/ヴァンサン・カッセル/ミラ・クニス/バーバラ・ハーシー/ウィノナ・ライダー |
評価 | ★★★★★★☆☆☆☆ |
感想 | 映像や仕掛けには引き込まれましたが、精神的な病気ですべてのつじつまを合わされるのはちょっと苦手。ディカプリオの「シャッターアイランド」を思い出しました。悲しいことにバレエ自体が素晴らしいのかどうかはわからず。 |
2012年4月 アーティスト/THE ARTIST /2011年フランス |
監督 | ミシェル・アザナヴィシウス |
出演 | ジャン・デュジャルダン/ベレニス・ベジョ/ジョン・グッドマン/ジェームズ・クロムウェル |
評価 | ★★★★★★★★☆☆ |
感想 | サイレント映画は随分久しぶりでしたが、映画館では初めて。サイレント映画らしい動きや表情が見事で、光と陰の美しいモノクロ映像やわかりやすい内容もグッドでした。余韻の残る優しい1本。 |
2012年4月 ミスト/THE MIST /2007年アメリカ |
監督 | フランク・ダラボン |
出演 | トーマス・ジェーン/マーシャ・ゲイ・ハーデン/ローリー・ホールデン |
評価 | ★★★★★☆☆☆☆☆ |
感想 | レンタル店で少し気になっていたパッケージのみの予備知識で観ましたが、ここまでグロいとは。化け物のほか、追い詰められた際の人間の狂気が大きなテーマでしたが、ああはならないだろうと少し醒めてしまいました。ラストも僕ならあの選択はない。 |
2011年12月 somewhere /2010年アメリカ |
監督 | ソフィア・コッポラ |
出演 | スティーヴン・ドーフ/エル・ファニング/クリス・ポンティアス/ララ・スロートマン |
評価 | ★★★★☆☆☆☆☆☆ |
感想 | ミニシアター系を2本一遍に借りるのはNG。タランティーノ絶賛という文句に騙されました。ハートフルなヒューマンドラマではあることは間違いないけど、これまた映画に引き込まれることなくエンドロールを迎えました。次は絶対にA級映画にします。 |
2011年12月 神々と男たち/DES HOMMES ET DES DIEUX/OF GODS AND MEN /2010年フランス |
監督 | グザヴィエ・ボーヴォワ |
出演 | ランベール・ウィルソン/マイケル・ロンズデール/オリヴィエ・ラブルダン |
評価 | ★★★★☆☆☆☆☆☆ |
感想 | うーん、ミニシアター系に手を出して失敗。まだまだ未熟でした。宗教系の映画は感情移入が難しいとはわかっていたのですが、歴史や社会情勢に疎いとちょっと厳しい映画です。厳かな映像美だけでは★は伸びず。 |
2011年11月 トゥルー・グリット/TRUE GRIT /2010年アメリカ |
監督 | ジョエル・コーエン、イーサン・コーエン |
出演 | ジェフ・ブリッジス/マット・デイモン/ジョシュ・ブローリン/バリー・ペッパー |
評価 | ★★★★★★★★☆☆ |
感想 | 久しぶりの西部劇。しかも本物でした。私は自分の年代にしては古い西部劇を観ているほうだと思いますが、そのエッセンスが満載、しかも現代的な面白さもあいまって、ブラボーの1本でした。西部劇ファンでなければ少し阿呆らしい展開かもしれませんが、コーエン兄弟作品ですから普通のエンタテイメントとしても秀逸です。 |
2011年11月 英国王のスピーチ/THE KING'S SPEECH /2010年イギリス・オーストラリア |
監督 | トム・フーパー |
出演 | コリン・ファース/ジェフリー・ラッシュ/ヘレナ・ボナム=カーター |
評価 | ★★★★★★★☆☆☆ |
感想 | 期待しすぎたか。でも久しぶりにヨーロッパ映画に触れて新鮮でした。王とスピーチ・セラピストの男性との友情を描き絶賛されていますが、相手が王だけに静かなる友情で、ドラマチックさに欠けるところが私としては乗り切れなかったところ。でもいい映画です。 |
2011年10月 ブロウ/BLOW /2001年アメリカ |
監督 | テッド・デミ |
出演 | ジョニー・デップ/ペネロペ・クルス/ジョルディ・モリャ/レイチェル・グリフィス /レイ・リオッタ |
評価 | ★★★★★☆☆☆☆☆ |
感想 | テレビをつけていたらふと始まったこの映画。うーん、いまいち。ナレーションが多いのと、映像の工夫が逆にゴチャゴチャ感を増しているのが×。麻薬版「カジノ」といった内容。ペネロペ・クロスはワースト女優賞にノミネートされたそうな。 |
2011年8月 容疑者Xの献身 /2008年日本 |
監督 | 西谷弘 |
出演 | 福山雅治/柴咲コウ/北村一輝/松雪泰子/堤真一 |
評価 | ★★★★☆☆☆☆☆☆ |
感想 | 本が非常におもしろかったのでちょっと観てみようかなと。本を読んで映画を観るのは珍しいですが、間違いなく本の勝ちでした。盛り上げてほしいポイントであっさり描いていたことがとても残念。映画でなく書籍をお求めください。 |
2011年4月 世界最速のインディアン/THE WORLD'S FASTEST INDIAN /2005年ニュージーランド・アメリカ |
監督 | ロジャー・ドナルドソン |
出演 | アンソニー・ホプキンス/クリス・ローフォード/アーロン・マーフィ |
評価 | ★★★★★★★★☆☆ |
感想 | 友人お勧めのロードムービー。題名やジャケットからは想像できないヒューマンな内容で男のロマン満載の秀作でした。頑固な老人を扱う映画は好感が持てるかどうかが鍵ですが、悪気のない愛すべきこの主人公は心から応援することができました。これまたお勧めです。 |
2011年1月 グッバイ、レーニン!/GOOD BYE, LENIN! /2003年ドイツ |
監督 | ヴォルフガング・ベッカー |
出演 | ダニエル・ブリュール/カトリーン・ザース/マリア・シモン/チュルパン・ハマートヴァ |
評価 | ★★★★★☆☆☆☆☆ |
感想 | 絶賛されているこのヨーロッパ映画がしっくり来なかったのは、私のドイツへの理解が浅いからなのか。心温まるコメディのはずが、私にはちょっと幼稚なドタバタ喜劇いう印象でした。コメディかシリアスか、混乱しながら観てしまったのが原因でしょう。この評を気にせず観てみてください。 |
2011年1月 ビッグ・フィッシュ/BIG FISH /2003年アメリカ |
監督 | ティム・バートン |
出演 | ユアン・マクレガー/アルバート・フィニー/ビリー・クラダップ/ジェシカ・ラング/ヘレナ・ボナム=カーター |
評価 | ★★★★★★★★★☆ |
感想 | 味わい深く、優しい気持ちになれる最高の1本。布団の中まで余韻に浸れる久しぶりの感覚でした。職場の先輩も痛く気に入っておられ、5本の指に入る映画とまで評されておりました。ティム・バートンは少し苦手でしたが、誰の作品とか誰らしさとか、そんなことを超えたファンタジーな作品。父が老い初めた壮年世代の男性必見!☆10個にしたいけど、他とのバランスを考慮。今後☆の基準も要検討。 |
2011年1月 ハート・ロッカー/THE HURT LOCKER /2008年アメリカ |
監督 | キャスリン・ビグロー |
出演 | ジェレミー・レナー/アンソニー・マッキー/ブライアン・ジェラティ/レイフ・ファインズ |
評価 | ★★★★★☆☆☆☆☆ |
感想 | アカデミー作品賞だけに期待していましたが、う〜ん。無名な俳優陣と色彩からドキュメンタリー色が濃い映画ですので、湾岸戦争の勉強にはなりましたが、主人公の心理が全く理解できずに最後までのめり込めず。 |
2010年8月 インセプション/INCEPTION /2010年アメリカ |
監督 | クリストファー・ノーラン |
出演 | レオナルド・ディカプリオ/渡辺謙/ジョセフ・ゴードン=レヴィット |
評価 | ★★★★★★★☆☆☆ |
感想 | 映像美と破天荒なストーリーを堪能しました。発想的には「マトリックス」や「アバター」ですが、わかりやすく作られているので、その分、映像を楽しむ余裕がありました。細かいところまでよく練られていて、あっという間の150分でした。 |
2010年5月 ツォツィ/TSOTSI /2005年南アフリカ・イギリス |
監督 | ギャヴィン・フッド |
出演 | プレスリー・チュエニヤハエ/テリー・フェト/ケネス・ンコースィ |
評価 | ★★★★☆☆☆☆☆☆ |
感想 | アカデミー外国語映画賞に惹かれて借りてみたら、展開に納得が全くいかずに、最後まで楽しめませんでした。過去に受けた心の傷はわかるけど、どうしてあんな中途半端な行動につながるのかが私には理解できませんでした。期待しただけに残念。 |
2010年5月 イングロリアス・バスターズ/INGLOURIOUS BASTERDS /2009年アメリカ |
監督 | クエンティン・タランティーノ |
出演 | ブラッド・ピット/メラニー・ロラン/クリストフ・ヴァルツ |
評価 | ★★★★★★☆☆☆☆ |
感想 | 久しぶりのタランティーノ作品に期待しすぎたか。アクの強い登場人物たちは期待通りではありましたが、ちょっと間違えたらただのスプラッタームービーです。タランティーノはオープニングのように、静かな会話の中で徐々に緊張感が高まる演出がうまいので、あまりドンパチやらなくてもいいと思うのですが。 |
2010年5月 ベンジャミン・バトン 数奇な人生/THE CURIOUS CASE OF BENJAMIN BUTTON /2008年アメリカ |
監督 | デヴィッド・フィンチャー |
出演 | ブラッド・ピット/ケイト・ブランシェット/ティルダ・スウィントン |
評価 | ★★★★★☆☆☆☆☆ |
感想 | うーん、これも期待していたんだけど。まあ設定が強引なだけに、どこを見どころにしていいかわからなかったというか。感情移入は難しいし。ただ、幼児の主人公と手を取り合う後ろ姿は名場面でした。 |
2010年5月 おくりびと /2008年日本 |
監督 | 滝田洋二郎 |
出演 | 本木雅弘/広末涼子/山崎努/余貴美子/吉行和子 |
評価 | ★★★★★★☆☆☆☆ |
感想 | 各賞総なめの話題作をテレビ放映で何気に見てたら、面白くて最後まで見てしまいました。優しい落ち着いた雰囲気で、わかりやすい展開がまたいいです。チェロもうまく使われていたし、全体的に美しいシーンが多かったです。 |
2010年5月 シャッターアイランド/SHUTTER ISLAND /2009年アメリカ |
監督 | マーティン・スコセッシ |
出演 | レオナルド・ディカプリオ/マーク・ラファロ/ベン・キングズレー/ミシェル・ウィリアムズ |
評価 | ★★★★★★☆☆☆☆ |
感想 | 「謎解き」がテーマのこの映画。あまりそう挑戦的な見方をせずに、単にスコセッシとディカプリオを楽しめました。謎自体も終盤までわからなかったのは幸か不幸か。こういう映画はもう一度見直すと発見が多いはずなのですが、まあ、もう一度見る程でもないですかね。 |
2010年4月 おとうと /2009年日本 |
監督 | 山田洋次 |
出演 | 吉永小百合/笑福亭鶴瓶/蒼井優/加瀬亮/小林稔侍/森本レオ |
評価 | ★★★★★★☆☆☆☆ |
感想 | 困ったおとうと、おじさんの物語。常識からちょっとはみだした行動にどちらかというと眉間にしわを寄せる側として見てしまいましたが、身内としてのかかわりが優しく描かれてホロリとさせられました。ちなみに、映画館で携帯が鳴ったうえに、その場で話しだしたおばさんは、僕にとってこの「おとうと」以上でした。 |
2010年4月 縞模様のパジャマの少年/THE BOY IN THE STRIPED PYJAMAS /2008年イギリス・アメリカ |
監督 | マーク・ハーマン |
出演 | エイサ・バターフィールド/ジャック・スキャンロン/アンバー・ビーティー/デヴィッド・シューリス/ヴェラ・ファーミガ |
評価 | ★★★★★★★☆☆☆ |
感想 | 「ブラス!」、「リトル・ダンサー」など私好みの監督の作品。期待どおりの丁寧な演出で、いい緊張感を存分に楽しめました。しかし「衝撃のラスト」が話題となったとおり、まあそれはないだろうという展開にショックを受け、放心状態のままエンドロールを眺めました。とにかくびっくりさせられた1本。 |
2010年2月 ダウト あるカトリック学校で/DOUBT /2008年アメリカ |
監督 | ジョン・パトリック・シャンリー |
出演 | メリル・ストリープ/フィリップ・シーモア・ホフマン/エイミー・アダムス/ヴィオラ・デイヴィス |
評価 | ★★★★☆☆☆☆☆☆ |
感想 | ミニシアターならではの地味ながらもキラリと光る作品を期待していましたが、本当に地味なだけで終わってしまいました。舞台の映画化というのは気をつけないといけません。テーマはあるにしてもしっかりとは伝わってこないので、ただサラッとストーリーだけが流れた感じでした。私の力不足か。 |
2010年2月 アバター/AVATAR /2009年アメリカ |
監督 | ジェームズ・キャメロン |
出演 | サム・ワーシントン/ゾーイ・サルダナ/シガーニー・ウィーヴァー/スティーヴン・ラング |
評価 | ★★★★★★★☆☆☆ |
感想 | 3Dなら映画館で見ておかないと。話題作だけあって、満足のできる作品ではありましたが、映像に力を入れすぎている分、舞台設定が新しいだけで、ストーリーはごくありきたりなのが残念に思われました。マトリックスの異星版といった感じです。3D映像やスピード感溢れる映像などは一見の価値ありです。 |
2009年11月 スラムドッグ$ミリオネア/SLUMDOG MILLIONAIRE /2008年イギリス・アメリカ |
監督 | ダニー・ボイル |
出演 | デヴ・パテル/マドゥル・ミッタル/フリーダ・ピント/アニル・カプール |
評価 | ★★★★★★★★☆☆ |
感想 | 異国を舞台にして無名の俳優を使うと緊張感が増します。基本的にアメリカ映画なのでドラマチックな仕上がりですが、描かれているインドのスラムの様子にはリアリティがありました。最後の踊りは蛇足な気がしますが、この壮絶な純愛ストリーは一見の価値ありです。ディテールをいちいち疑う余地もないスピード感とアイディアに溢れています。これぞ映画。 |
2009年11月 007 カジノ・ロワイヤル/CASINO ROYALE /2006年アメリカ・イギリス |
監督 | マーティン・キャンベル |
出演 | ダニエル・クレイグ/エヴァ・グリーン/マッツ・ミケルセン/ジュディ・デンチ |
評価 | ★★★★★★★☆☆☆ |
感想 | 007というとダムや宇宙防衛基地を爆破したりだとか大掛かりなミッションのイメージがありますが、ダニエル・クレイグの作品は仕掛けは小さいながらも疾走感が増した感じがして肌に合います。辞表のエピソードにはちょっと興醒めでしたが、とてもかっこいい映画でした。タイトルバックのデザインがひと昔前の映画を思わせてグッドです。 |
2009年11月 バーン・アフター・リーディング/BURN AFTER READING /2009年アメリカ |
監督 | イーサン・コーエン/ジョエル・コーエン |
出演 | ブラッド・ピット/ジョージ・クルーニー/ジョン・マルコヴィッチ/フランシス・マクドーマンド/ティルダ・スウィントン |
評価 | ★★★★★★★☆☆☆ |
感想 | 「ノーカントリー」以来のコーエン兄弟映画。これが映画だとも言いませんが、こんな馬鹿げた話を豪華キャストで、しかも作品は90分強。贅沢なものです。馬鹿げた内容と言ってもつじつまはピッタリ合って、うまくつながっていくところは脚本のうまさ。出演者がみんなアクのあるキャラを演じるところが見どころです。 |
2009年11月 レッドクリフ PartII ー未来への最終決戦ー/RED CLIF:PART II /2009年アメリカ・中国・日本・台湾・韓国 |
監督 | ジョン・ウー |
出演 | トニー・レオン/金城武 /チャン・フォンイー/チャン・チェン/ヴィッキー・チャオ |
評価 | ★★★★★☆☆☆☆☆ |
感想 | 映像は十分に楽しめました。しかし映画らしさを感じることができませんでした。「小喬」役のリン・チーリンという女優は戦争のきっかけになると言ってもまあそんな気がしてくるくらい奇麗で品のある女優でした。 |
2009年11月 レッドクリフ PartI/RED CLIF:PART I /2008年アメリカ・中国・日本・台湾・韓国 |
監督 | ジョン・ウー |
出演 | トニー・レオン/金城武 /チャン・フォンイー/チャン・チェン/ヴィッキー・チャオ |
評価 | ★★★★★☆☆☆☆☆ |
感想 | 勉強を兼ねて話題の作品を。展開が早かったり、丁寧すぎるところがあったりで戸惑いながらでしたが、楽しめる1本ではありました。そもそも続編がなければ成り立たないという作りは1本の映画として考え辛いです。 |
2009年10月 グラン・トリノ/GRAN TORINO /2008年アメリカ |
監督 | クリント・イーストウッド |
出演 | クリント・イーストウッド/ビー・ヴァン/アーニー・ハー |
評価 | ★★★★★★★☆☆☆ |
感想 | ずっと観たかった1本。ちょっとイメージとは違う映画でしたが、人物背景などを丁寧に2時間に詰め込み、イーストウッドらしさに溢れた力作です。この生き方が家族を含めて幸せなのかはわかりませんが、男としては正しいのだろうと思います。いわゆる頑固親父の一本筋が通った物語。 |
2009年10月 007 慰めの報酬/QUANTUM OF SOLACE /2008年イギリス・アメリカ |
監督 | マーク・フォースター |
出演 | ダニエル・クレイグ/オルガ・キュリレンコ/マチュー・アマルリック |
評価 | ★★★★★★★☆☆☆ |
感想 | ピアース・ブロスナンの007もティモシー・ダルトンの007も観ていない私がいきなり最新作。前作「カジノロワイヤル」がいつも貸し出し中なので、待てずに借りましたが、後悔。久しぶりのボンドはかっこよかったし、ボンドガールがとてもキュートで私好みだったので最後まで楽しめました。前作も近いうちに。 |
2009年9月 チェンジリング/CHANGELING /2006年アメリカ |
監督 | クリント・イーストウッド |
出演 | アンジェリーナ・ジョリー/ジョン・マルコヴィッチ/ジェフリー・ドノヴァン/コルム・フィオール |
評価 | ★★★★★★★★☆☆ |
感想 | 図らずも前回の母べえ同様、警察が暴走すれば庶民の力では如何ともし難いという内容。私の最も憎む「理不尽」の前に、最も大切な「正義」が屈するのか。いつも使う言葉ですが、本当に見応えがありました。音楽も担当しているというイーストウッドの才能に打ちのめされた一本。 |
2009年8月 母べえ /2007年日本 |
監督 | 山田洋次 |
出演 | 吉永小百合/浅野忠信/檀れい/志田未来/佐藤未来 |
評価 | ★★★★★☆☆☆☆☆ |
感想 | 夫が治安維持法で投獄されてしまう一家の物語。三浦綾子の小説にも同じような境遇の人が描かれていましたが、取り締まる側がお国のためにならないと信念を持って取り締まっていたのか。取り締まる側の葛藤を描いた小説や映画があれば見てみたいものです。いい映画なのですが、山ちゃんのキャラが最後まで馴染めませんでした。 |
2009年6月 イースタン・プロミス/EASTERN PROMISES/2007年イギリス・カナダ・アメリカ |
監督 | デヴィッド・クローネンバーグ |
出演 | ヴィゴ・モーテンセン/ナオミ・ワッツ/ヴァンサン・カッセル/アーミン・ミューラー=スタール |
評価 | ★★★★★★★★☆☆ |
感想 | クローネンバーグってもっとグロテスクなイメージがありましたが、重厚ながらも分かりやすい映像で最後まで緊張感をもって楽しむことができました。登場人物がみんな独特の雰囲気を持っていたのもこの映画の魅力です。とは言ってもロシアンマフィアを描いた作品なので、目を覆うようなシーンが多数あり。 |
2009年5月 ROOKIES -卒業-/2009年日本 |
監督 | 平川雄一朗 |
出演 | 佐藤隆太/市原隼人/小出恵介/城田優/中尾明慶 |
評価 | ★★★★★★★★☆☆ |
感想 | とあるサイトで、映画通とおぼしき人がいかにこの映画がくだらないかを切々と綴ったコメントを見ました。一方でこの映画、記録的な大ヒット公開中です。我が家も家族5人で観に行き、みんなで感動し、幸せな時間を共有しました。あんまり頭でっかちの映画ファンになりたくない、そう思う今日この頃です。 |
2009年3月 コーラス/LES CHORISTES/CHORISTS/2004年フランス |
監督 | クリストフ・バラティエ |
出演 | ジェラール・ジュニョ/ジャン=バティスト・モニエ/ジャック・ペラン/フランソワ・ベルレアン |
評価 | ★★★★★☆☆☆☆☆ |
感想 | フランスで大ヒットした感動作ということと90分程度のお手頃の長さからのチョイスでしたが残念。問題児をコーラスで矯正するという根本的なテーマの描き方が雑というか、たいした問題児でもないところが気になって感動できませんでした。忙しい時期に見たので余裕がなかったか。 |
2009年1月 パフューム ある人殺しの物語/PERFUME: THE STORY OF A MURDERER/2006年ドイツ・フランス・スペイン |
監督 | トム・ティクヴァ |
出演 | ベン・ウィショー/ダスティン・ホフマン/アラン・リックマン/レイチェル・ハード=ウッド |
評価 | ★★★★★★★★☆☆ |
感想 | ポスターやジャケットからは想像できない異色サスペンス。この感覚は何とも表現し難く、グロテスクな部分も多く含まれていますが、不思議な魅力に溢れています。普通の作品に飽きた方にぜひ挑戦してほしい1本。 |
2008年12月 ナイロビの蜂/THE CONSTANT GARDENER/2005年イギリス |
監督 | フェルナンド・メイレレス |
出演 | レイフ・ファインズ/レイチェル・ワイズ/ユベール・クンデ/ダニー・ヒューストン |
評価 | ★★★★★★☆☆☆☆ |
感想 | 「イングリッシュ・ペイシェント」路線と思って借りたこの作品、ちょっとイメージと違いましたがまあまあでした。感情移入があまりできなかったのは、突っ走りすぎるヒロインのせいか。アフリカの人々や大地を描いた映像美は素晴らしかった。 |
2008年12月 海を飛ぶ夢/MAR ADENTRO/THE SEA INSIDE/2004年スペイン |
監督 | アレハンドロ・アメナーバル |
出演 | ハビエル・バルデム/ベレン・ルエダ/ロラ・ドゥエニャス/クララ・セグラ |
評価 | ★★★★★★★★☆☆ |
感想 | ノーカントリーのハビエル・バルデム主演の尊厳死をテーマにした映画。重いテーマながら、美しい映像とゆっくりとしたテンポで不思議な感覚に浸れました。ヨーロッパの映画ならではの芸術性の高い一本。 |
2008年10月 ホテル・ルワンダ/HOTEL RWANDA/2004年アメリカ |
監督 | テリー・ジョージ |
出演 | ドン・チードル/ソフィー・オコネドー/ホアキン・フェニックス/ニック・ノルティ |
評価 | ★★★★★★☆☆☆☆ |
感想 | ドキュメンタリーを観ているようでした。絶えない民族紛争のほんの一例に過ぎないのだと思いますが、このルワンダでの出来事は衝撃的でした。人は集団になるとなぜあそこまで残酷になれるのか。集団心理とは恐ろしいものです。エンディング曲が印象的で耳に残りました。 |
2008年9月 ターミナル/THE TERMINAL/2004年アメリカ |
監督 | スティーヴン・スピルバーグ |
出演 | トム・ハンクス/キャサリン・ゼタ=ジョーンズ/スタンリー・トゥッチ/シャイ・マクブライド |
評価 | ★★★★★★★★★☆ |
感想 | あまり期待せずに観たらこれが何とも上質なヒューマンコメディ。私の敬愛するフランク・キャプラ監督へのトリビュート作品とも言える1本。映画がCGやアクションに頼らず、粋な脚本がすべてだった頃のハリウッド映画を観ているようでした。いくつか首をかしげる場面はありますが、泣いて笑って爽やかな気分になりたい時にぜひどうぞ。 |
2008年8月 バベル/BABEL/2006年アメリカ |
監督 | アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ |
出演 | ブラッド・ピット/ケイト・ブランシェット/ガエル・ガルシア・ベルナル/役所広司/菊地凛子 |
評価 | ★★★★★★★★☆☆ |
感想 | 菊池凛子のアカデミー賞ノミネートで話題となった本作、とても味わい深い作品でした。モロッコやメキシコのシーンはどれも美しく、一瞬一瞬を噛みしめるように観ました。一方、日本のシーンで現実に戻るというか、悪く言えば興醒めというか。映画評のサイトでは不必要論まで出ていますが全く同感です。日本人だから日本のシーンを客観的に観れないとは思いません。モロッコとメキシコだけで撮られていたらきっと満点に近かったと思います。 |
2008年8月 ノーカントリー/NO COUNTRY FOR OLD MEN/2007年アメリカ |
監督 | ジョエル・コーエン/イーサン・コーエン |
出演 | トミー・リー・ジョーンズ/ハビエル・バルデム/ジョシュ・ブローリン/ウディ・ハレルソン |
評価 | ★★★★★★★☆☆☆ |
感想 | 公開当時からずっと見たかった1本。コーエン兄弟にはまだ馴染めずにいましたが、気になる存在ではありました。この映画は不気味な暗殺者だけで十分に見応えがありますが、保安官の生き様のようなものがもうひとつのテーマとなっていて、それがうまく融合していないのが残念。ベトナムの帰還兵という要素がどの程度このドラマで重要かがわかりませんが、ちょっと消化不良。 |
2008年7月 ミュンヘン/MUNICH/2005年アメリカ |
監督 | スティーヴン・スピルバーグ |
出演 | エリック・バナ/ダニエル・クレイグ/キアラン・ハインズ/マチュー・カソヴィッツ |
評価 | ★★★★★★☆☆☆☆ |
感想 | 1972年のミュンヘンオリンピックで実際に起こったイスラエル選手殺害事件とその後の報復を描いたドラマ。リアルさを追求しているだけあって、報復部隊リーダーの苦悩はよく伝わりましたが、諜報活動が何だかしょぼい感じが。歴史や政治的な背景に弱い私にとっては教材のような映画でした。 |
2008年7月18日 クラッシュ/CRASH/2004年アメリカ |
監督 | ポール・ハギス |
出演 | サンドラ・ブロック/ドン・チードル/マット・ディロン/ジェニファー・エスポジート |
評価 | ★★★★★★★★★☆ |
感想 | またしてもアカデミー賞作品賞受賞作品をチョイス。いやあ、このドラマは見応えがありました。群像劇という最近の流行のひとつですが、それぞれの物語が実に丁寧に描写されていてそれぞれが交錯するところの見どころはこの手の作品の中でも秀逸。派手な作品ではないし、マット・ディロンも好きではありませんがこの作品賞には納得。 |
2008年7月10日 インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国/INDIANA JONES AND THE KINGDOM OF THE CRYSTAL SKULL/2008年アメリカ |
監督 | スティーヴン・スピルバーグ |
出演 | ハリソン・フォード/ハリソン・フォード/レイ・ウィンストン/カレン・アレン/ケイト・ブランシェット |
評価 | ★★★★★★★☆☆☆ |
感想 | 久しぶりに夫婦で映画館へ。娯楽大作を大スクリーンで堪能するのは最高のストレス解消になります。ハリソン・フォードの年齢も気にならなかったし、シリーズものとして観なくても十分に楽しめました。「映画って本当にいいものですね」と思わず言ってしまう快作。 |
2008年6月20日 コールド マウンテン/Cold Mountain/2003年アメリカ |
監督 | アンソニー・ミンゲラ |
出演 | ジュード・ロウ/ニコール・キッドマン/レニー・ゼルウィガー/ドナルド・サザーランド/ナタリー・ポートマン |
評価 | ★★★★★★★★☆☆ |
感想 | 長さを感じさせない良質なドラマ。南北戦争に関する映画ってそう言えば見た記憶がないなあ。ニコール見たさに見た映画でしたが、寝不足の夜中に見ても全く眠くなりませんでした。重たいので軽い気持ちでは見れませんがよくできた映画です。 |
2008年5月10日 ブラック・ダリア/The Black Dahlia/2006年アメリカ |
監督 | ブライアン・デ・パルマ |
出演 | ジョシュ・ハートネット/アーロン・エッカート/スカーレット・ヨハンソン/ヒラリー・スワンク |
評価 | ★★★★☆☆☆☆☆☆ |
感想 | 大好きなデパルマ作品に大いに期待したのですが、残念。内容は特に脈絡の感じられず、登場人物もわかりにくい。独特の映像と質感が唯一の楽しみどころで、それ以外は特にコメントもありません。今最もセクシーな女優と言われているスカーレット・ヨハンソンはいい雰囲気を出していました。 |
2007年10月25日 ブラッド・ダイヤモンド/Blood Diamond/2006年アメリカ |
監督 | エドワード・ズウィック |
出演 | レオナルド・ディカプリオ/ジェニファー・コネリー/ジャイモン・フンスー/マイケル・シーン |
評価 | ★★★★★★★☆☆☆ |
感想 | 出張先のホテルで何気に見たのが大正解。ただのアクションものかと思って避けてたけど、ちょっとひねりのある内容に満足。ディカプリオは顔が好きじゃないんだけど、演技はいいなあ。高校生の頃に大好きだったジェニファー・コネリーは顔が変わってて違和感がありました。 |
2007年10月 硫黄島からの手紙/Letters From Iwo Jima /2006年アメリカ |
監督 | クリント・イーストウッド |
出演 | 渡辺謙/二宮和也/伊原剛志/加瀬亮/松崎悠希/中村獅童/裕木奈江 |
評価 | ★★★★★☆☆☆☆☆ |
感想 | うーん、期待していたのに。もっと手紙で感動させられる映画かと思って見たのがいけなかったのか。悲惨な歴史を淡い色調で淡々と描いていることには納得なんだけど、ちょっと映画としては寂しい感じがします。「父親たちの星条旗」はたぶん見ないと思う。 |
2007年9月30日 キル・ビル Vol.2/Kill Bill:Vol.2/2004年アメリカ |
監督 | クエンティン・タランティーノ |
出演 | ユマ・サーマン/デヴィッド・キャラダイン/ダリル・ハンナ/マイケル・マドセン/ゴードン・リュウ/マイケル・パークス/サミュエル・L・ジャクソン |
評価 | ★★★★★★★☆☆☆ |
感想 | 一作目でやめることなんて不可能。すぐに観てしまいました。前作同様、しっかり作られてますから飽きません。静かで恐い白黒のシーンがとてもいい。少しずつすべてが明らかになっていく過程もオーソドックスでゾクゾクします。何も考えたくない時、こんな映画を2本セットでどうぞ。 |
2007年9月28日 キル・ビル/Kill Bill/2003年アメリカ |
監督 | クエンティン・タランティーノ |
出演 | ユマ・サーマン/デヴィッド・キャラダイン/ダリル・ハンナ/ルーシー・リュー/千葉真一/栗山千明 |
評価 | ★★★★★★★★☆☆ |
感想 | タランティーノ作品は好きで結構見てるのですが、パッケージなどからこの作品は遊び過ぎてるような気がしてずっと敬遠していました。テレビでやってたので何となく見てたらハマってしまいました。確かに遊び過ぎてるけど、いい仕事しています。後半の決闘シーンはさすがにやりすぎですが、二作目につなぐためのラストは素晴らしい。やはり敬遠してたあなた、すぐにご覧あれ。 |
2007年9月19日 善き人のためのソナタ/As Leben Der Anderen/The Lives Of Others/2006年ドイツ |
監督 | フロリアン・ヘンケル・フォン・ドナースマルク |
出演 | ウルリッヒ・ミューエ/マルティナ・ゲデック/セバスチャン・コッホ/ウルリッヒ・トゥクール |
評価 | ★★★★★★★★★☆ |
感想 | これぞ「映画」です。重厚で美しい映像に完璧な脚本。満点に限りなく近い作品です。旧東ドイツの監視国家の実態の中に描いたヒューマンドラマ。歴史を衝撃的に伝えるでもなく、必要以上にドラマを盛り上げるでもなく。落ち着いた描写でたっぷりと余韻を残す。さすがドイツ人は丁寧な仕事をするなあと感心しました。DVDジャケットの「アカデミー外国語映画賞」に目が止まり借りたこの1本。まじで超おすすめ。ちなみに、タイトルを妙に洒落たものにしたがる配給会社のやり方にはちょっと疑問。確かに重要なテーマなのですが・・・。 |
2007年7月22日 ディパーテッド/The Departed/2006年アメリカ |
監督 | マーティン・スコセッシ |
出演 | レオナルド・ディカプリオ/マット・デイモン/ジャック・ニコルソン |
評価 | ★★★★★★★☆☆☆ |
感想 | 100作目!展開が早くてついていくのに必死でしたが、長さを感じさせない面白い映画でした。いくつか納得いかない(理解できない)部分があるので、いつかじっくり観直したいと思います。作品賞受賞とまではいかないような気がしますが。「第三の男」のパロディ的シーンあり。 |
2007年5月15日 THE 有頂天ホテル /2005年日本 |
監督 | 三谷幸喜 |
出演 | 役所広司/松たか子/佐藤浩市/香取慎吾/篠原涼子/戸田恵子 |
評価 | ★★★★★★☆☆☆☆ |
感想 | 面白い映画だったとは思うんだけど、ちょっとハチャメチャすぎかなあ。アメリカのコメディテイストをそのまま日本映画に取り入れた感じにちょっと戸惑いました。もっとシリアスな雰囲気を求めてたけど、三谷作品だからね。 |
2007年4月30日 第三の男/The Third Man/1949年イギリス |
監督 | キャロル・リード |
出演 | ジョセフ・コットン/オーソン・ウェルズ/アリダ・ヴァリ/トレヴァー・ハワード |
評価 | ★★★★★☆☆☆☆☆ |
感想 | 学生時代に観て面白さがわからなかった名作中の名作に再び挑戦。う〜ん・・・。古い・・・。確かに映像美は凄い。光と陰に効果的な音響。映画を観ているというより、絵画や写真を観ているとう感覚。どんな作品が名作なのか混乱してしまう一本。 |
2007年2月10日 トランスポーター/The Transporter/2002年アメリカ |
監督 | ルイ・レテリエ/コリー・ユン |
出演 | ジェイソン・ステイサム/スー・チー/マット・シュルツ/フランソワ・ベルレアン |
評価 | ★★★☆☆☆☆☆☆☆ |
感想 | 久しぶりに退屈しました。アクションだけで、ひねりなし。なぜ続編が作られるのかも不明。なぜルールを簡単に破るのかも不明。TAXIシリーズは結構楽しめるのに、こちらはなぜ続編ができるのか首をかしげます。リュック・ベッソン、好きなだけに残念。 |
2007年2月8日 A.I./2001年アメリカ |
監督 | スティーヴン・スピルバーグ |
出演 | ハーレイ・ジョエル・オスメント/フランシス・オコナー /ジュード・ロウ |
評価 | ★★★★★☆☆☆☆☆ |
感想 | う〜ん、うまく感想が表現できない。そんな不思議な映画でした。ちょっと全体的なストーリーに違和感があったし、展開も少し早すぎたんじゃないかと思います。母親の感情が今ひとつ理解できませんでした。 |
2007年1月3日 武士の一分/2006年日本 |
監督 | 山田洋次 |
出演 | 木村拓哉/檀れい/桃井かおり/坂東三津五郎/緒方拳 |
評価 | ★★★★★★☆☆☆☆ |
感想 | この作品も「山田会」主催で先行上映会が催されましたが、久しぶりに夫婦で映画館へ。進行が定石どおりなのでちょっとひねりがほしかったところですが、シリーズお馴染みの決闘シーンはやはり迫力もの。キムタクファンならずとも、ぜひご堪能あれ。 |
2006年10月27日 21グラム/21 Grams /2003年アメリカ |
監督 | アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ |
出演 | ショーン・ペン/ナオミ・ワッツ/ベニチオ・デル・トロ /シャルロット・ゲンズブール |
評価 | ★★★★★★★☆☆☆ |
感想 | さすがにちょっと飽きてきたこの構成。「アモーレス・ぺロス」のような重厚感はなかったけど、決して悪くはありません。胸の痛くなるシーンが多いですが、緊張感が持続する感じは何とも言えません。今後もこの監督は追いかけるつもり。 |
2006年9月30日 17歳のカルテ/Girl, Interrupted /1999年アメリカ |
監督 | ジェームズ・マンゴールド |
出演 | ウィノナ・ライダー/アンジェリーナ・ジョリー/クレア・デュヴァル/ウーピー・ゴールドバーグ/ヴァネッサ・レッドグレーヴ |
評価 | ★★★★★☆☆☆☆☆ |
感想 | ウィノナ・ライダーが気になって見た青春映画。結構、評価は高いみたいだけど、感情移入はできませんでした。音楽は心地よく、特に「The End Of The World」が流れるシーンはあまりにも印象的で忘れられません。 |
2006年9月27日 サイダーハウス・ルール/The Cider House Rules /1999年アメリカ |
監督 | ラッセ・ハルストレム |
出演 | トビー・マグワイア/シャーリーズ・セロン/マイケル・ケイン |
評価 | ★★★★★☆☆☆☆☆ |
感想 | ちょっと話が綺麗すぎて、乗り切れなかったという感じ。作品が優等生すぎるというか。孤児院での話とリンゴ園の話が何か別の物語のようで違和感がありました。ちょっと泣けるいい話的な内容ですが残念。好きな監督だっただけに期待しすぎたか。 |
2006年9月25日 アモーレス・ペロス/Amores Perros /1999年メキシコ |
監督 | アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ |
出演 | エミリオ・エチェバリア/ガエル・ガルシア・ベルナル/ゴヤ・トレド |
評価 | ★★★★★★★★★☆ |
感想 | うーんと思わず唸ってしまう、そんな傑作です。テレビで途中から見たら面白すぎて、気になっていたのでレンタルしました。いやぁ、見応えがあった。パルプフィクションに例えられる作品ですが、よりリアルで重厚なタッチがたまりません。壮絶な2時間半をぜひご体験ください。 |
2006年8月12日 男はつらいよ 寅次郎かもめ歌 /1980年日本 |
監督 | 山田洋次 |
出演 | 渥美清/倍賞千恵子/伊藤蘭 |
評価 | ★★★★★★☆☆☆☆ |
感想 | 寅さんシリーズ第26作。平均的な作品ですが、定時制高校の教師がトイレ掃除をする国鉄職員の詩を紹介するシーンは秀逸。汚いユーモアのある表現が続いた後に、「トイレを磨く人は玉のような赤ちゃんに恵まれるといいます。私は男です。いいお嫁さんに巡り会えるかもしれません。」との結び。今まで汚い汚いと笑っていた生徒達がしずまりかえって聞いているシーンは感動的でした。 |
2006年7月8日 ミリオンダラー・ベイビー/Million Dollar Baby /2004年アメリカ |
監督 | クリント・イーストウッド |
出演 | クリント・イーストウッド/ヒラリー・スワンク/モーガン・フリーマン |
評価 | ★★★★★★★★★☆ |
感想 | 高校生の頃、僕の部屋にはイーストウッドのポスターが貼られていた。目を細めて、モデルガンをガンベルトに納める練習をした。あれから20年。「許されざる者」でがっかりさせられたけど、やっと最高の作品を作ってくれた。ちょっと切ないイーストウッドのベスト作品。 |
2006年6月15日 ガープの世界/The World According To Garp /1982年アメリカ |
監督 | ジョージ・ロイ・ヒル |
出演 | ロビン・ウィリアムズ/メアリー・ベス・ハート/グレン・クローズ/ジョン・リスゴー |
評価 | ★★★★★★★☆☆☆ |
感想 | テレビでやっていて何気なく見始め、やめられませんでした。題名やポスターには記憶があったんですが、内容を全く知らずに見たら、何とも言えない心地よさ。映画サイトの「奇妙な人々が織り成す人間模様を描いた異常なホームドラマ」という説明がピッタリ。「フォレスト・ガンプ」が好きな人にお勧め。 |
2006年5月30日 ナインスゲート/The Ninth Gate /1999年フランス・スペイン |
監督 | ロマン・ポランスキー |
出演 | ジョニー・デップ/フランク・ランジェラ/レナ・オリン |
評価 | ★★★★★☆☆☆☆☆ |
感想 | 映像には引き込まれたけど、内容は??? ジョニー・デップのファンとしてはちょっと不満。巨匠ポランスキーは「戦場のピアニスト」で好印象だっただけにこれも残念。 |
2005年11月13日 スクール・オブ・ロック/The School Of Rock /2003年アメリカ |
監督 | リチャード・リンクレイター |
出演 | ジャック・ブラック/ジョーン・キューザック/マイク・ホワイト |
評価 | ★★★★★☆☆☆☆☆ |
感想 | ミュージッククラブ会長お勧めの一本。ロック魂一発の快作で、バンドやっている人にとっては特に笑える場面満載。 |
2005年11月12日 パイレーツ・オブ・カリビアン/呪われた海賊たち/Pirates Of Caribbean:The Curse Of The Black Pearl /2003年アメリカ |
監督 | ゴア・ヴァービンスキー |
出演 | ジョニー・デップ/オーランド・ブルーム/キーラ・ナイトレイ |
評価 | ★★★★★★☆☆☆☆ |
感想 | ちょっと現実離れしすぎてるのがNG。ところどころ面白いシーンがあったが、全体的には今ひとつ。やっぱりディズニー。キーラ・ナイトレイは見ているだけで○。 |
2005年11月12日 オールド・ボーイ/Old Boy /2003年韓国 |
監督 | パク・チャヌク |
出演 | チェ・ミンシク/ユ・ジテ/カン・ヘジョン |
評価 | ★★★★★★★★☆☆ |
感想 | タランティーノが絶賛しているだけあり、先が読めない緊張の一本。映像、演出、脚本、どれをとっても一級品。ちょっとやりすぎの場面があるがご愛嬌。 |
2005年11月5日 男はつらいよ 寅次郎夕焼け小焼け /1976年日本 |
監督 | 山田洋次 |
出演 | 渥美清/倍賞千恵子/太地喜和子/宇野重吉 |
評価 | ★★★★★★★★★☆ |
感想 | 裏の「スイングガールズ」を見るはずが、ついつい最後まで見てしまった寅さんの傑作。寅さんの中でこれを最高傑作に挙げる人がいるというが、納得。好みのマドンナの作品だけしか見ていなかった自分が恥ずかしくなりました。絶対お勧め。 |
2005年10月29日 ザ・インタープリター/The Interpreter /2005年アメリカ |
監督 | シドニー・ポラック |
出演 | ニコール・キッドマン/ショーン・ペン/キャサリン・キーナー |
評価 | ★★★★★★★☆☆☆ |
感想 | とにかくA級映画が見たくて借りた一本。ショーン・ペンはさすがうまいなあ。ニコールはきれいだから何でもOKだし、内容もまずまず。多少難しかったので、もう一度早回ししながら見ました。 |
2005年9月20日 大統領の陰謀/All The President's Men /1976年アメリカ |
監督 | アラン・J・パクラ |
出演 | ダスティン・ホフマン/ロバート・レッドフォード/ジェイソン・ロバーズ/ジャック・ウォーデン |
評価 | ★★★★★★☆☆☆☆ |
感想 | 以前見て、意味がわからず、途中でやめた記憶がある社会派映画。「ウォーターゲート事件で失脚したニクソン大統領」というよく聞くフレーズを何となくイメージできたが、登場人物の多さに理解不能。今度、映画「ニクソン」を見なければ。 |
2005年8月15日 みんなのいえ /2001年日本 |
監督 | 三谷幸喜 |
出演 | 唐沢寿明/田中邦衛/田中直樹/八木亜希子 |
評価 | ★★★★★★★☆☆☆ |
感想 | 久しぶりの日本映画は初の三谷作品。家内は「やっぱり猫が好き」時代から注目していたらしい。何てことはない内容だけど、ニヤッっと笑わせるところはさすが。コメディ一筋でお願いしたいものだ。 |
2005年6月18日 モーターサイクル・ダイアリーズ/The Motorcycle Diaries /2003年イギリス・アメリカ |
監督 | ウォルター・サレス |
出演 | ガエル・ガルシア・ベルナル/ロドリゴ・デ・ラ・セルナ/ミア・マエストロ |
評価 | ★★★★★★★☆☆☆ |
感想 | 予告編をふと目にして気になっていた1本。恥ずかしながら、キューバ革命などで名を馳せたというゲバラなる人物は知りませんでしたが、ロードムービーならではの味わいがありました。 |
2005年5月22日 スリー・リバーズ/Striking Distance /1993年アメリカ |
監督 | ローディー・ヘリントン |
出演 | ブルース・ウィリス/サラ・ジェシカ・パーカー/デニス・ファリナ |
評価 | ★★★★★☆☆☆☆☆ |
感想 | テレビで何気なく見た平凡な1本。テレビドラマのような感覚でした。ダイハードのような快演を期待していたが、残念。 |
2005年4月29日 理想の結婚/An Ideal Husband /1999年イギリス |
監督 | オリヴァー・パーカー |
出演 | ケイト・ブランシェット/ミニー・ドライヴァー/ルパート・エヴェレット/ジュリアン・ムーア |
評価 | ★★★★★☆☆☆☆☆ |
感想 | 久しぶりのイギリス映画。どことなく気品を感じます。しかし、この映画はコメディとしてもシリアスドラマとしても軽すぎて、ちょっと拍子抜け。最後の落ちも、意味がわかりませんでしたからっ!残念! |
2005年4月27日 ゴーストワールド/Ghost World /2001年アメリカ |
監督 | テリー・ツワイゴフ |
出演 | ゾーラ・バーチ/スカーレット・ヨハンソン/スティーヴ・ブシェミ |
評価 | ★★★★★☆☆☆☆☆ |
感想 | ちょっと波長があわない新感覚ムービー。主人公が最後、急に弱気になってしまうところに合点がいきませんでした。 |
2005年4月23日 アバウト・シュミット/About Schmidt /2002年アメリカ |
監督 | アレクサンダー・ペイン |
出演 | ジャック・ニコルソン/キャシー・ベイツ/ホープ・デイヴィス |
評価 | ★★★★★★☆☆☆☆ |
感想 | それなりに納得のいくシーンはあったのですが、ちょっと地味過ぎでしょう。自分の老後を重ねあわせる年でもないし。それでも6つ星。 |
2005年4月2日 夏休みのレモネード/Stolen Summer /2002年アメリカ |
監督 | ピート・ジョーンズ |
出演 | エイダン・クイン/ボニー・ハント/ケヴィン・ポラック |
評価 | ★★★★★☆☆☆☆☆ |
感想 | この映画の純粋さについて行けず、感情移入があまりできぬまま終わってしまった。宗教や子どもといったテーマはよほど心を無にして見ないとダメですな。 |
2005年3月4日 ギルバート・グレイプ/What's Eating Gilbert Grape /1993年アメリカ |
監督 | ラッセ・ハルストレム |
出演 | ジョニー・デップ/ジュリエット・ルイス/メアリー・スティーンバージェン/レオナルド・ディカプリオ |
評価 | ★★★★★★★★☆☆ |
感想 | 優しい目線で描かれたある一家の話。この監督は「ショコラ」といい、ずっと追いかけていく価値あり。ちょっと気になっていたジョニー・デップも、最近話題のレオ様も最高でした。 |
2005年3月3日 第十七捕虜収容所/Stalag 17/1953年アメリカ |
監督 | ビリー・ワイルダー |
出演 | ウィリアム・ホールデン/ドン・テイラー/オットー・プレミンジャー/ロバート・ストラウス |
評価 | ★★★★★★★★☆☆ |
感想 | 何回観ても楽しめるコメディ。三谷幸喜が敬愛する(してるはず)ワイルダー監督作品を皆さんもぜひ。今月、CATVでやってます。 |
2005年3月3日 トゥルーマン・ショー/The Trueman Show/1998年アメリカ |
監督 | ピーター・ウィアー |
出演 | ジム・キャリー/エド・ハリス/ローラ・リニー |
評価 | ★★★★★☆☆☆☆☆ |
感想 | なぜジム・キャリーでコメディータッチでなきゃいけないのかが不明。うんとシリアスにサスペンスタッチで描けなかったものか。今後もジム・キャリー離れが進んでいく予感。 |
2005年1月14日 ミスティック・リバー/Mystic River/2003年アメリカ |
監督 | クリント・イーストウッド |
出演 | ショーン・ペン/ティム・ロビンス/ケヴィン・ベーコン/ローレンス・フィッシュバーン |
評価 | ★★★★★★★☆☆☆ |
感想 | 新年1本目はA級映画でと思い、確かキネ旬1位だったこの映画を。イーストウッドはなんか難しいもの撮りたがるので、やっぱり重たかったけど、見応えは十分。ラストは少々「?」。 |
2004年12月23日 キリング・ミー・ソフトリー/Killing Me Softly/2001年アメリカ |
監督 | チェン・カイコー |
出演 | ヘザー・グレアム/ジョセフ・ファインズ/ナターシャ・マケルホーン/イアン・ハート |
評価 | ★★★★★☆☆☆☆☆ |
感想 | テレビでやってたら何となく最後まで。普通に楽しめましたが、ただそれだけ、何も残らない、考え出すといろいろ不自然な映画でした。 |
2004年10月10日 あの頃ペニー・レインと/Almost Famous/2000年アメリカ |
監督 | キャメロン・クロウ |
出演 | ビリー・クラダップ/ケイト・ハドソン/パトリック・フュジット/ジェイソン・リー |
評価 | ★★★★★☆☆☆☆☆ |
感想 | 結構これ、絶賛されているのよねえ。ずっと気になってたけど、青春映画はやはり肌に合わず。当時の音楽への思い入れ次第か。お姉さんが家を出る時に流れてきた「アメリカ」にはグッときたけど。 |
2004年10月9日 隠し剣 鬼の爪/2004年日本 |
監督 | 山田洋次 |
出演 | 永瀬正敏/松たか子/吉岡秀隆/小林稔侍/緒方拳 |
評価 | ★★★★★★☆☆☆☆ |
感想 | 2年前の「たそがれ清兵衛」に続き、「山田会」主催の上映会で鑑賞。緊張感、重厚さなど、やはり前作が上回っているが、これはこれで味がある。純愛時代劇の色こそ濃いが、納得のタイトルでもありました。 |
2004年9月26日 チョコレート/Monster's Ball/2001年アメリカ |
監督 | マーク・フォースター |
出演 | ビリー・ボブ・ソーントン/ハル・ベリー/ピーター・ボイル |
評価 | ★★★★★★★☆☆☆ |
感想 | あそこまで変わるかはともかく、登場人物の心情描写がとても現実的で、すごく共感持てました。この手の映画が観れるようになった自分を褒めてあげたい。 |
2004年9月20日 ヴィレッジ/The Village/2004年アメリカ |
監督 | M・ナイト・シャマラン |
出演 | ブライス・ダラス・ハワード/ホアキン・フェニックス/エイドリアン・ブロディ/ウィリアム・ハート/シガーニー・ウィーヴァー |
評価 | ★★★★★★★☆☆☆ |
感想 | 久しぶりの映画館。意外な結末などと意識しなければ普通に地味な、いい映画です。100分ちょっとの間、無駄はないし、カメラワークもおもしろい。まあ、構えずに見た方が良いです。 |
2004年9月6日 将軍の娘/エリザベス・キャンベル/The General's Daughter/1999年アメリカ |
監督 | サイモン・ウェスト |
出演 | ジョン・トラヴォルタ/マデリーン・ストー/ジェームズ・クロムウェル/ジェームズ・ウッズ |
評価 | ★★★★★★☆☆☆☆ |
感想 | 軍隊サスペンスものは悪くないけど、これって映画はないなあ。これも平凡。エリザベスさんの気持ちもわからんではないが、普通は別の道に進むぞ。 |
2004年7月3日 トーク・トゥ・ハー/Hable Con Ella/Talk To Her/2002年スペイン |
監督 | ペドロ・アルモドバル |
出演 | ハヴィエル・カマラ/ダリオ・グランディネッティ/レオノール・ワトリング/ロサリオ・フローレス |
評価 | ★★★★★★☆☆☆☆ |
感想 | おすぎが大絶賛していてずっと気になっていた映画。悪くはないが、サイレント映画の描写ですっかり興醒め。ストーリーとしてはグッとくるのですが、ちょっとやり過ぎなのが残念。ヨーロッパ映画に対する自分の未熟さを痛感。 |
2004年6月24日 HERO/英雄/2002年香港/中国 |
監督 | チャン・イーモウ |
出演 | ジェット・リー/トニー・レオン/マギー・チャン/チャン・ツィイー |
評価 | ★★★★★☆☆☆☆☆ |
感想 | 何故か映画に入り込めず、距離を置いて観てしまった。歴史ものやアクション、ミステリーとしてはちょっと軽すぎるし、映像美も期待したほどではなかったです。 |
2004年6月18日 マトリックス レボリューションズ/The Matrix Revolutions/2003年アメリカ |
監督 | アンディ・ウォシャウスキー/ラリー・ウォシャウスキー |
出演 | キアヌ・リーブス/ローレンス・フィッシュバーン/キャリー=アン・モス |
評価 | ★★★★★★★☆☆☆ |
感想 | 1作目からひとつづつ星が減ってしまった。ストリーうんぬんを深く考えない性格なので、単なる娯楽SFとしか見れない自分がダメなのか。映像を楽しむだけでも監督は許してくれるはず。 |
2004年6月12日 ラスト サムライ/The Last Samurai/2003年アメリカ |
監督 | エドワード・ズウィック |
出演 | トム・クルーズ/ティモシー・スポール/渡辺謙/ビリー・コノリー/真田広之 |
評価 | ★★★★★★★☆☆☆ |
感想 | ちょっと前評判が良すぎただけに。情緒豊かな点で、トワイライト・サムライの方が上でしょう。美しい武士道には確かに惹かれるものがあります。 |
2004年5月29日 マルコヴィッチの穴/Being John Malkovich/1999年アメリカ |
監督 | スパイク・ジョーンズ |
出演 | ジョン・キューザック/キャメロン・ディアス/キャサリン・キーナー/ジョン・マルコヴィッチ |
評価 | ★★★★★☆☆☆☆☆ |
感想 | シリアスな部分とコメディの部分がうまく融合されていないという感じがします。それぞれのアイデアは好きなので、別々の映画だったらそれぞれに7つ星くらいはいけたかも。 |
2004年4月30日 マルホランド・ドライブ/Mulholland Dr./2001年アメリカ |
監督 | デヴィッド・リンチ |
出演 | ナオミ・ワッツ/ローラ・ハリング/アン・ミラー/ジャスティン・セロー |
評価 | ★★★★★★☆☆☆☆ |
感想 | 前半はあまりの面白さに打ちのめされ、生涯ベスト10入りも確信したものの、後半はやはりリンチワールド。ツインピークスで裏切られた記憶が蘇りました。あのまま後半を作ってくれていたらどんなにすごい映画になっていたかと思うと残念。 |
2004年4月24日 トレインスポッティング/Trainspotting/1996年イギリス |
監督 | ダニー・ボイル |
出演 | ユアン・マクレガー/ユエン・ブレムナー/ジョニー・リー・ミラー/ロバート・カーライル |
評価 | ★★★★★☆☆☆☆☆ |
感想 | 特に感想なし。青春映画があまり好きじゃないのについつい観てしまいました。 |
2004年4月4日 シカゴ/Chicago/2002年アメリカ |
監督 | ロブ・マーシャル |
出演 | レニー・ゼルウィガー/キャサリン・ゼタ=ジョーンズ/リチャード・ギア |
評価 | ★★★★★☆☆☆☆☆ |
感想 | ミュージカルは10年振りくらいで、慣れるのに1時間くらいかかったのでこの評価。昔よく観た’50〜60年代のコテコテのミュージカルを現代風にすると確かにこんな感じでしょう。音楽シーンも楽しいし、切り替えも自然。 |
2004年3月27日 ファム・ファタール/Femme Fatale/2002年フランス・アメリカ |
監督 | ブライアン・デ・パルマ |
出演 | レベッカ・ローミン=ステイモス/アントニオ・バンデラス/ピーター・コヨーテ |
評価 | ★★★★★★☆☆☆☆ |
感想 | 期待しすぎたか。アイデアだけを詰め込んだ感が否めない。ただし、たくさんちりばめられた伏線、カメラワークやディテールの確認のため、すぐに見直したくなるのがデ・パルマ作品。これでいいのかも。 |
2004年3月18日 マイノリティ・リポート/Minority Report/2002年アメリカ |
監督 | スティーブン・スピルバーグ |
出演 | トム・クルーズ/コリン・ファレル/サマンサ・モートン |
評価 | ★★★★★★★☆☆☆ |
感想 | 久しぶりの娯楽快作。淡い色彩と不必要なジョークが気になりはしたものの、エンターテイメントぶりはさすが。未来考証にもう少しこだわっても良かったか。 |
2004年3月18日 プレッジ/The Pledge/2001年アメリカ |
監督 | ショーン・ペン |
出演 | ジャック・ニコルソン/ロビン・ライト=ペン/アーロン・エッカート/ミッキー・ローク/ベニチオ・デル・トロ |
評価 | ★★★★★☆☆☆☆☆ |
感想 | 正気を失っていく一方で、女性に好意を抱かれるという相矛盾した設定は、やはり映像では限界があるのか。迫力と緊張感のある演出は悪くないです。脇役人も監督同様、個性的。 |
2004年2月22日 シッピング・ニュース/The Shipping News/2001年アメリカ |
監督 | ラッセ・ハルストレム |
出演 | ケヴィン・スペイシー/ジュリアン・ムーア/ジュディ・デンチ/ケイト・ブランシェット |
評価 | ★★★★★★☆☆☆☆ |
感想 | 「ショコラ」には及ばないものの、この監督なかなか文学的。詰め込み過ぎな感じもしますが、無理に泣かせず、淡々と描くところは僕にとって新しい。ただキャストが好みじゃないのよねえ。 |
2004年1月31日 アメリ/Amelie |
監督 | ジャン=ピエール・ジュネ |
出演 | オドレイ・トトゥ/マチュー・カソヴィッツ |
評価 | ★★★★★★☆☆☆☆ |
感想 | この軽快なテンポと独特の色彩は見事。こんな脚本、書ける人間が信じられませんねえ。細かい逸話がよくできているので、もう一度観たい1本。限りなく7つ星に近い6つ星ということで。 |
2003年12月31日 脱出/To Have And Have Not |
監督 | ハワード・ホークス |
出演 | ハンフリー・ボガート/ローレン・バコール/マルセル・ダリオ/ウォルター・ブレナン |
評価 | ★★★★★☆☆☆☆☆ |
感想 | 記念すべき50本目と2003年最後の1本は、あまりにも渋いこの映画。ホークス映画にしては地味な感じだし、見せ場も多くないのでこの評価。名セリフと言われている「用があったら口笛を吹いて」も伏線がないまま。バコールはグッドです。 |
2003年12月23日 アイス・エイジ/Ice Age |
監督 | クリス・ウェッジ |
出演 | (声)山寺宏一/太田光/竹中直人 |
評価 | ★★★★★☆☆☆☆☆ |
感想 | ニモを見た直後だったからか、モンスターズインクと比較してしまうからなのか、期待しすぎたからなのか。鼻水をぬぐって人につけるシーンは家族のお気に入り。 |
2003年12月21日 ファインディング・ニモ/Finding Nemo |
監督 | アンドリュー・スタントン |
出演 | (声)木梨憲武/室井滋 |
評価 | ★★★★★★★☆☆☆ |
感想 | さすがピクサー、期待を裏切りません。たくさんの家族連れと共に映画館で見るのもグッドです。子供たちは慣れない暗さなどで疲れた様子でしたが、楽しかったようです。オチが秀逸。 |
2003年11月1日 マレーナ/Malena |
監督 | ジュゼッペ・トルナトーレ |
出演 | モニカ・ベルッチ/ジュゼッペ・スルファーロ/ルチアーノ・フェデリコ |
評価 | ★★★★★★★☆☆☆ |
感想 | マトリックスリローデッドで気になったモニカ・ベルッチ。この役にはこの人しかいないでしょう。残酷で美しい話に加え、90分という短さもうれしい一品。レボリューションズを見る前にどうぞ。 |
2003年10月3日 ミニミニ大作戦/The Italian Job |
監督 | F・ゲイリー・グレイ |
出演 | マーク・ウォールバーグ/エドワード・ノートン/シャーリーズ・セロン |
評価 | ★★★★★★☆☆☆☆ |
感想 | こっちは対照的にわかりやすくてグッド。まあ、ホント展開も教科書どおりというか、定石どおりというか。楽しめたので6つ星。 |
2003年10月3日 閉ざされた森/Basic |
監督 | ジョン・マクティアナン |
出演 | ジョン・トラヴォルタ/コニー・ニールセン/サミュエル・L・ジャクソン |
評価 | ★★★★★★☆☆☆☆ |
感想 | 僕がアメリカ人ならもっと面白かったと思う。だって顔と名前が覚えきれない。知能指数の高い人にはお薦めのサスペンス。 |
2003年9月20日 少林サッカー/Shaolin Soccer/少林足球 |
監督 | チャウ・シンチー/リー・リクチー |
出演 | チャウ・シンチー/ン・マンタ/ヴィッキー・チャオ |
評価 | ★★★★☆☆☆☆☆☆ |
感想 | 私も決してお笑い映画嫌いじゃないんです。そりゃ、少しは笑ったんです。でも、なんか中途半端。ワールドカップもとっくに終わったからかなあ。 |
2003年9月16日 バーバー/The Man Who Wasn't There |
監督 | ジョエル・コーエン/イーサン・コーエン |
出演 | ビリー・ボブ・ソーントン/フランシス・マクドーマンド/ジュエームズ・ガンドルフィーニ |
評価 | ★★★★★☆☆☆☆☆ |
感想 | 嫌いな空気じゃないんだけど、設定や展開が安易でちょっと残念。コーエン兄弟は嫌いじゃないはずと信じているのでまたの機会を期待。これビデオはカラーだったけど、公開時はモノクロだったのかな。 |
2003年9月12日 乙女の祈り/Heavenly Creatures |
監督 | ピーター・ジャクソン |
出演 | メラニー・リンスキー/ケイト・ウィンスレット |
評価 | ★★★★★☆☆☆☆☆ |
感想 | テレビでやってて、こんなの観ちゃいました。いやいや、ビックリ。しかし、こんな映画に耐えうるようになったのも成長の証。危険で残酷なファンタジー映画です。 |
2003年7月21日 マトリックス リローデッド/The Matrix Reloaded |
監督 | アンディ・ウォシャウスキー/ラリー・ウォシャウスキー |
出演 | キアヌ・リーブス/ローレンス・フィッシュバーン/キャリー=アン・モス |
評価 | ★★★★★★★★☆☆ |
感想 | 久しぶりに夫婦で映画館へ。早い展開についていけない部分があるも、映像美には満足。もう一度観たい。しかし、ちょっと強くなり過ぎてるのと、話がデカ過ぎるのが気になるが、次も楽しみ。 |
2003年7月13日 ショコラ/Chocolat |
監督 | ラッセ・ハルストレム |
出演 | ジュリエット・ビノシュ/ヴィクトワール・ティヴィソル/ジョニー・デップ/キャリー=アン・モス |
評価 | ★★★★★★★★★☆ |
感想 | 偶然にも「マトリックス」のヒロインが助演のこの映画。お薦め。うまく表現できないけど、私の生涯ベスト1の「素晴らしき哉、人生!」にも通じる良質ファンタジー。しかも、こんなに笑ったのは(ワンシーンだけ)チャップリンの「サーカス」以来。 |
2003年7月6日 マトリックス/The Matrix |
監督 | アンディ・ウォシャウスキー/ラリー・ウォシャウスキー |
出演 | キアヌ・リーブス/ローレンス・フィッシュバーン/キャリー=アン・モス |
評価 | ★★★★★★★★☆☆ |
感想 | 流行に乗り遅れまいとついに観ました。いいねえ、これ。なんか理屈抜きに。あのヒロインにも久しぶりにシビレた。いよいよこれは、リローデッド観るしかないか。 |
2003年7月3日 ハンニバル/Hannibal |
監督 | リドリー・スコット |
出演 | アンソニー・ホプキンス/ジュリアン・ムーア/ゲイリー・オールドマン |
評価 | ★★★★☆☆☆☆☆☆ |
感想 | 友人から時間の無駄だと言われてたのに、テレビでやってるもんだから。妙に芸術に走るもんだから、キレがなくなっちゃって。後半がダメ。 |
2003年5月24日 ファイト・クラブ/Fight Club |
監督 | デヴィット・フィンチャー |
出演 | エドワード・ノートン/ブラッド・ピット/ヘレナ・ボナム=カーター |
評価 | ★★★★★☆☆☆☆☆ |
感想 | 予告どおり「ファイトクラブ」。非現実的すぎて疲れちゃいました。後で考えてみると結構面白かったような気もするんだけど。でも、ノートンもブラピも良かったから、いつかもう一度見てみよう。 |
2003年4月12日 スコア/The Score |
監督 | フランク・オズ |
出演 | ロバート・デ・ニーロ/エドワード・ノートン/マーロン・ブランド |
評価 | ★★★★★★★☆☆☆ |
感想 | いいんじゃないの。展開が想像できると言う人がいるけど、僕は単純だからわからなかったし、ハラハラしたね。映画にあまり求め過ぎてはいかん。エドワード・ノートンって結構注目されてるんだ。「ファイトクラブ」でも見てみるかなあ。 |
2003年4月9日 ギター弾きの恋/Sweet And Lowdown |
監督 | ウディ・アレン |
出演 | ショーン・ペン/サマンサ・モートン/ユマ・サーマン |
評価 | ★★★★★★☆☆☆☆ |
感想 | テレビでやってるのをたまたま観るというのは思いがけずいい。ウディ・アレンは本人主演のやつが好きだけど、これも味があっていい感じ。大袈裟なキャラでもあの年代にはいたような気もするし。ギターも美しいのでお薦め。 |
2003年3月29日 戦場のピアニスト/The Pianist |
監督 | ロマン・ポランスキー |
出演 | エイドリアン・ブロディ/トーマス・クレッチマン |
評価 | ★★★★★★★★☆☆ |
感想 | このご時世、これも観とかないと。当時の悲惨さには、言葉がありません。平和ボケした私は頭を鈍器で殴られたような衝撃を受けました。映画的な華やかさが好きな私はこの評価になりましたが、名作です。この監督、もっとわかりにくいかと思ってたら以外に丁寧。 |
2003年3月21日 ビューティフル・マインド/A Beautiful Mind |
監督 | ロン・ハワード |
出演 | ラッセル・クロウ/ジェニファー・コネリー/エド・ハリス/クリストファー・プラマー |
評価 | ★★★★★★☆☆☆☆ |
感想 | オスカー受賞作はやっぱり観とかないと。途中の展開には衝撃を受けて、こりゃおもろいぞと思ったけど終盤がねえ。でも事実なら仕方ないか。そういえば「グレンミラー物語」も後半つまんなかったし。ジェニファー・コネリーも久しぶりだったけど、「サウンド・オブ・ミュージック」のクリストファー・プラマーも懐かしかったなあ。 |
2003年3月15日 スライディング・ドア/Sliding Doors |
監督 | ピーター・ハウイット |
出演 | グウィネス・パルトロー/ジョン・ハナー/ジョン・リンチ |
評価 | ★★★★★★☆☆☆☆ |
感想 | 電車に乗り遅れた時と乗れた時で人生がどう変わるかを同時進行で見せてくれる映画。アイデアとテンポだけの映画という人もいるかもしれない。でも僕は好きだなあ。観客にわかりやすくするための技法が安直だと言われても気にしない。そうそう、主演の人は「恋に落ちたシェークスピア」の人だ。 |
2003年2月27日 情婦/Witness For The Prosecution |
監督 | ビリー・ワイルダー |
出演 | タイロン・パワー/マレーネ・ディートリッヒ/チャールズ・ロートン |
評価 | ★★★★★★☆☆☆☆ |
感想 | 以前見た時より面白かった。友人の言うとおりサスペンスなのにコメディータッチなのがいかにもワイルダー作品。細かい部分もしっかり工夫されています。原作はアガサ・クリスティーの「検察側の証人」で、私の好きな法廷ものですが、少々小品すぎるのでこの評価に。 |
2003年2月13日 勝手にしやがれ/A Bout De Souffle Breathless |
監督 | ジャン=リュック・ゴダール |
出演 | ジャン=ポール・べルモンド/ジーン・セバーグ |
評価 | ★★★★★☆☆☆☆☆ |
感想 | とうとうゴダール観ちゃいました。ヌーベルバーグ。思ったほど拒否反応はなかったけど、正直あんまりわからんなあ。新しいタッチだったのかもしれないけど芸術性は薄い。うーん、1作では評価できないけど、最高傑作なんだって。 |
2003年2月8日 フレンジー/Frenzy |
監督 | アルフレッド・ヒッチコック |
出演 | ジョン・フィンチ/バリー・フォスター/ビリー・ホワイトロー |
評価 | ★★★★★★★☆☆☆ |
感想 | これも以前観て面白かった記憶がありました。で、今回も良かった。今となっては古さを感じるヒッチコックタッチですが、まさにブラックユーモアの巨匠たる所以が随所に出てていい感じ。こんな嫌な男がいかにもいそう。ケーブルテレビにご加入の方、今月は要チェック! |
2003年2月5日 ディスクロージャー/Disclosure |
監督 | バリー・レヴィンソン |
出演 | マイケル・ダグラス/デミー・ムーア/ドナルド・サザーランド |
評価 | ★★★★★☆☆☆☆☆ |
感想 | 以前なぜか映画館で観たことのある作品。テレビでやってたので懐かしく思い出していたら最後までみちゃいました。なんてことない映画ですが、私の好きな法廷テイストがちょっぴり味わえるので○。へー、これってバリー・レヴィンソンなんだなあ。 |
2003年2月1日 初恋のきた道/我的父親母親/The Road Home |
監督 | チャン・イーモウ |
出演 | チャン・ツィイー/チョン・ハオ/スン・ホンレイ/チャオ・ユエリン |
評価 | ★★★★★★☆☆☆☆ |
感想 | 友人に勧められたのが平成13年10月ですので実に足掛け3年。レンタル中も多かったし。中国映画はたぶん初めてでしたが、まあ評価としてはこうなっちゃった。いいシーンは多いのですが、ハリウッド式の過剰演出に慣れきっているのかも。 |
2003年1月26日 魔女の宅急便 |
監督 | 宮崎駿 |
評価 | ★★★★☆☆☆☆☆☆ |
感想 | ちょっと盛り上がらない。登場人物が過剰に笑うのが家族では話題になりました。陽花にとっては今までのジブリ作品の中でベストみたいですが。 |
2002年12月20日 モンスターズ・インク/Monsters,INC. |
監督 | ピート・ドクターほか |
評価 | ★★★★★★★★☆☆ |
感想 | 最近、子供と一緒にはまってます。フィギュアとか集めたり。映画もおもろいぞ、これ。何回でも観れる。子供がいろんなキャラクターのものまねをしますが、それがまた面白い(特にロズ)。 |
2002年12月12日 ギャング・オブ・ニューヨーク/Gangs Of New York |
監督 | マーティン・スコセッシ |
出演 | レオナルド・ディカプリオ/キャメロン・ディアス/ダニエル・デル=ルイス |
評価 | ★★★★★★★★☆☆ |
感想 | 妻は最近試写会によく当たる。かなり衝撃的な内容だったらしく、帰ってきて落ち込んでいた。やはりスコセッシ監督、単なる娯楽では済まさなかったと見える。でもさすがにレオ様♡、八つ星らしい。 |
2002年11月2日 リング |
監督 | 中田秀夫 |
出演 | 松島菜々子/真田広之/中谷美紀/佐藤仁美 |
評価 | ★★★★★☆☆☆☆☆ |
感想 | 最初恐かったけどねえ。なんか恐さの種類が期待してたものと違った。それとダビングっていうのはちょっとどうかね。ハリウッドがうなるかねえ。 |
2002年10月27日 プライベート・ライアン/Saving Private Ryan |
監督 | スティーブン・スピルバーグ |
出演 | トム・ハンクス/トム・サイズモア/エドワード・バーンズ |
評価 | ★★★★★★★☆☆☆ |
感想 | 戦争映画は年々娯楽性がなくなっていくねえ。「この時代に生まれてなんて幸せなんだ」と小学生のような思いで胸がいっぱいになるとこあたり、私ってホント凡人。いい映画でした。 |
2002年9月23日 たそがれ清兵衛 |
監督 | 山田洋次 |
出演 | 真田広之/宮沢りえ/田中泯/小林稔侍/岸恵子/丹波哲郎 |
評価 | ★★★★★★★★☆☆ |
感想 | お馴染み?「山田会」主催の上映会で鑑賞。時代劇をスクリーンで見るのは初めての経験でしたがすごく良かった。純愛にもホロリとさせられるけど、チャンバラシーンは西部劇の決闘シーンよりも見どころがあって疲れるほど。時代考証にもかなりごだわられたとかで、ほんとに見どころ満載。 |