平成15年12月13日
軽部&高島アナとの写真ゲット!
 先月28日、フジテレビの朝番組「めざましテレビ」で話題の軽部アナと高島アナとの記念撮影に成功した。両アナウンサーはK&Tプロジェクトで「君の好きな人」などのデュエット曲を発表したばかりで、そのプロモーションのため宮崎を訪れていた。その日、何気なくテレビを見ていた母康子さんは「2時ドキッ!」という番組の中で「今から宮崎に行きま〜す!」との高島アナの言葉を聞き逃さなかった。もともと和田家は「めざましテレビ」のファンだったことから、康子さんはすぐに空港行きを決意、彼等の到着を待った。現れないために1度帰って夕食を済ませると再び出陣。待つこと10分。かけつけたファンもほとんどいない2人を捕まえて、写真撮影をお願いした。ところがデジカメを車に忘れるという大チョンボをしでかし、仕方なく携帯電話での撮影となった。それでも康子さんはその時の印象を「高島アナは目がキラキラしてテレビよりかわいかった」と興奮気味に語っている。しかし、その時別の親子がゲットしたサインを子供達が熱望したため、「おっかけ」根性に再び火がついた康子さんは、次の日の地元テレビ局での出演情報を聞くや、テレビ局での待ち伏せ作戦に打って出た。遠目に2人の姿は確認できたものの、裏口から帰ったとの情報を聞き、一路空港へ移動し2人の到着を待ったが、結局会うことはできなかった。その代わり、テレビ局で待ち伏せしていた際に、地元のタレントでたまたまその日が最後の収録となったロッキー氏が現れた。「ここで、何も頼まないと気の毒だと思った」と、人のいい康子さんはついついサイン色紙を差し出してしまった。康子さんのおっかけ珍道中は、鮮明でない携帯写真とローカルなロッキー氏のサインという微妙な成果を残し、終了した。

平成15年8月10日
カブト虫&クワガタをゲット!
 昨年に引き続き、和田家は今年もカブト虫とクワガタをゲットした。捕獲作戦が行われた夜、一家は昨年たくさんのカブト虫を捕まえた実績のある国富町に8時過ぎに到着。一帯を家族で捜索したが、時間が早すぎたのか、1匹も捕らえることはできなかった。がっかりした子供達は帰りの車の中で眠ってしまい、どうにもバツの悪い両親は、ダメでもともとと昨年あまり捕まえることのできなかった宮崎市内のはずれに向かった。10時頃到着しライトを照らすと、そこには黒い物体が樹液の周りにひしめき動いていた。父親は子供を起こすのも忘れ、網を抱えて一目散に車から飛び出すと夢中で捕った。子供達に捕まえさせることはできなかったが、カブト虫のオスが2匹とクワガタのオスが2匹というまずまずの収穫に両親はホッとした。その後、味を占めた父親は頼まれてもいないのに何度か足を運び、数を増やし喜んだが、このことで後日、虫達の世話を巡って父親が不利な立場に追いやられようとは知る由もなかった。なぜか家の虫カゴの上に自分から飛んで来たものを含め、多い時で13匹飼っていたが、徐々に死んでいった。ちなみに、先日の台風10号の時すら中に入れてもらえなかったタフな生き残りは、カブト虫のオスとメスが各4匹、クワガタのオスが2匹。先日、土の中からカブト虫の卵と見られる白いものが3個発見され、別の容器に移された。カブト虫を卵から育てた経験は父親もないため多少の不安は残るものの、冬を越すと言われているクワガタと共に、一家は協力して飼育することを誓った。順調に育った場合に限って、また本紙面で紹介することにする。

平成15年7月13日
宮崎市役所ミュージッククラブが定期演奏会を開催
 和田敏法さんの所属する宮崎市役所ミュージッククラブ(MCMC)の定期演奏会が市内のショットバー「ポトリージョ」で盛大に開催された。MCMCは平成14年6月に音楽愛好家の市職員により結成され、現在メンバーは21名。定期演奏会は半年に1回程度開催しており、今回の第3回定期演奏会は1周年記念ライブとして行われた。出演するユニットはメンバーの中から希望等により組み合わせるという手法を取っており、今回はブルース、ジャズ、Jポップの3組が演奏した。和田さんは今回、ブルースユニットでエリック・クラプトンの曲を5曲披露したほか、演奏会の総合プロデュース兼司会を行った。会場の都合で、メンバー以外の客は市役所を中心とした40名弱に絞られたが、狭い会場ならではの一体感により、会はスリリングかつエキサイティングなものとなった。同クラブは現在まで定期演奏会のほか、市民活動フェスティバルや楠並木コリドールなどに参加しており、いろんな場で音楽の楽しさを伝えていきたいと意欲を見せている。中でも県庁前楠並木通りを歩行者天国にして毎年開催されている楠並木コリドールでは、代表的なメンバーが出演、トリを務めて会場は大いに盛りがったことから、今月21日の海の日に宮崎港で開催される「宮崎みなとまつり」へも出演依頼が届いた。当日の出番はステージイベントの最後から2番目とのことで7時45分くらいと見られている。8時30分からはフィナーレの花火大会も予定されていることもあり、今回は出番のない和田さんも家族で足を運ぶ予定とのことである。

平成15年6月15日
大淀幼稚園でなつまつり&バザーを開催
 和田倫典くんと拓真くんの通う大淀幼稚園で、恒例のPTA主催による「なつまつり&バザー」が来月12日に開催される(右チラシ)。二人の母親で同幼稚園のPTA会長を務める康子さんは準備に大わらわで、役員との打ち合わせなどで多忙を極めている。また、バザーでは父兄の手づくりの品が毎年出品されているが、康子さんは小物入れのカゴ製作を急ピッチで進めている。カゴはしっかりとしており、デザインも悪くないことから、役員の間では好評で作り方を教えてほしいとの依頼が殺到している。これに気を良くした康子さんは早速製作方法の伝授を予定しており、一気に量産体制に入りたい構えだ。一方、夫の敏法さんは手伝いこそしないものの、妻の意外な集中力を驚きの表情で見守っている。「この様子を他人がみるとどう見ても内職で、和田家も大変なんだと思われるだろう」と夫は変な心配をしているが、この風景はなつまつり直前まで続きそうだ。康子さんはカゴ以外にも月に1回通うパン教室で習得した本物のパンを使った壁飾りや、以前から夢中になっているビーズアクセサリー、トールペイントも作成する計画で、必要以上の熱の入れように、家族はただただ傍観するしかないのが現状である。

平成15年4月21日
拓真くんもとうとう幼稚園生に
 和田家の3番目の子供で1月に3才になったばかりの拓真くんが、兄倫典くんの通う大淀幼稚園に入園した。これで和田家の3人の子供全員が大淀幼稚園に年少からお世話になることになる。入園式で拓真くんは母親に手を引かれやや緊張した面持ちで入場し、名前を呼ばれると小さな声で返事をして手を上げた。以前から週に1回程、母親の仕事の日に近くの保育園に一時保育として預けられていたため、集団生活にはある程度慣れていたため、幼稚園への入園を心待ちにしていた。入園式の前には幼稚園の話題が出るとうれしそうに顔をほころばせていた拓真くんだが、3人の子供達がそれぞれ小学校や幼稚園に通うようになった母康子さんは複雑な心境。自分の時間が持てるうれしさと子供が親離れする寂しさが入り交じっているため、幼稚園が1ヶ月だけは午前中だけであるというのは母子の両方にとって有り難いようだ。なお、父親は入園式で保護者の代表としてあいさつをしたが、横でしっかりと立っている倫典くんの様子はその場にいた先生らからも好評を得た。

平成15年3月27日
和田家のエントランス、日曜土木にて完成
  今月21日、以前から少しずつ手掛けていた和田家のエントランスが完成した(写真)。これは主人の日曜大工ならぬ「日曜土木」によるものだが、本人は出来映えにすごぶる満足している様子で、妻に来客がある度に「みんな、なんか言いよった?」と聞くのには妻も少々うんざりしている。完成までには花壇、ラティス、レンガとそれぞれ1日づつとして、延べ3日ほどかかっていると見られている。一連の作業について主人は「難しかったのは、ラティスの足場の打ち付け。3本の柱がぴったりはまるまで、何度もやり直しました。次は、レンガ貼りで、接着材を均等に広げるのが難しく左官屋は相当な技術が必要だと思いました。あと、最初はちょっと貼り方も失敗しちゃいました。」と語っており、ある程度苦労したものと考えられる。現在、妻康子さんの趣味でもある春の花が咲き始め、子供達も大変喜んでいる。一方、経費について専門家は、レンガ(装飾用の薄いもの)関係だけでも2万円強、ラティスに約1万円、花壇にも数千円と見ているが、業者に委託した場合とどれほどの違いがあるのかについて主人は一切のコメントを避けている。
 ※エントランス拡大写真かつてのエントランス

平成15年3月16日
陽花ちゃんが書写展にて金賞
  昨年12月に倫典くんが絵画コンテストで入賞したのに続き、今度は陽花ちゃん(7つ)が賞を受賞した(写真)。今回は宮崎市教育委員会主催の平成14年度宮崎市小学校教育書写展での入選で、学校の授業の中で書いたものを出品したとみられている。本人の話によると、手本として示された何か文章のようなものを筆ではなく鉛筆で書いたとのこと。実はこの作品、まだ和田家の元には返却されておらず、両親共に目にしていないため誉めようにも誉められないといった状況が今も続いている。この賞状を見た時には、宮崎市の1年生で1番かというような錯角に陥ったため非常に驚いたが、どうもそうではないらしい。江南小学校の1年生の中では金賞が最高ということらしいが、金賞が学年で4人いるとか、全体でみると金賞の上に特選がいるといった情報も飛び交っており、全容解明にはもうしばらく時間がかかるとの見方が強い。いかなる状況であろうとも、立派な書写が認められたことには変わりはなく、あえて真実をつきとめない和田家の姿勢を評価する声も上がっている。なお、肝心の作品については今後公表され次第報告したい。
 ※受賞作品

平成15年2月28日
倫典くん、発表会でリベンジ
  今月22日に大淀幼稚園で開かれた発表会で、倫典くんは見事昨年のリベンジを果たした。倫典くんのすずらん組の出し物は「桃太郎」。この日キジに扮した倫典くん(写真左中央)は、緊張気味の表情で登場したものの時間が経つにつれ徐々に表情が緩み、ハツラツとした演技でかけつけた祖父母らを喜ばせた。昨年は発表会の出番直前にふとしたことから機嫌を損ね、おでんのちくわに扮した倫典くんは時折ポケットに手を入れながら終始険しい表情で立ちすくんでいた(写真右)。会場に詰め掛けた他の父母らも途中からは逆に倫典くんに注目、ある意味強烈な印象を残したために、両親は今年幕が上がるまではとても心配したが、手が動いた感動的な瞬間はすぐに訪れた。なお、担任の先生によると倫典くんはいち早くキジを志願したとのことで、なぜそのようにキジにこだわったのかについては未だ明らかになっていない。

平成15年1月26日
ビートルズの「アビーロード」ジャケット、和田家は既に対応済
  先日、ビートルズの有名なアルバム「アビーロード」のジャケットにおけるポール・マッカートニーの歩きタバコに関する記事が伝えられた。米国の嫌煙団体の圧力からかポスターなどに使用される同ジャケット写真のポールの手からタバコが消されているというもの。これについて独自のアビーロード写真をホームページ上で公開している和田敏法さんは「私は随分前から対応済ですよ。どうしてうちの写真のほうが先に取り上げられなかったのか。」と話しているとおり、和田家のポール役である陽花ちゃんの手にはタバコはない。和田家の場合は消されているというよりも最初からなかったのではという質問に対しては「最初からあったとかなかったとかが問題ではない。最終的に持っていないことが重要。それよりも家族が5人になった今、一番下の拓真をどうするかが極めて今日的な課題である。」と回答は全く的を得ていない。確かに今後はいかに拓真くんを取り込むかが焦点になるとみられるが、5人のビートルを欧米各国が受け入れる材料は少なく、作業は難しい局面を迎えている。

平成15年1月5日
和田家の年賀状裏話
  平成15年の和田家の年賀状は当ホームページでも公開しているが、昨年に引き続き干支をモチーフにしている。昨年は人文字で馬を表したものだったが、理解度が低く、今年はいかにわかりやすく万人に評価されるかどうかが問われた。製作を手がける夫敏法さんは年末多忙で、取りかかったのは昨年12月の中旬。妻康子さんのアイデアを取り入れ、イメージが固まると一晩でほぼ完成させた。「いかに羊がその場にいるように作れるかがポイント。まず羊の写真を探すことから始まり、次に重要な切り抜き作業で、時間もかなりかけました。その羊を家族写真に載せても、照明のあるスポットの中にいるような雰囲気は出ないので、明るさを微妙に変えた羊を何枚も重ねました。最後は少しぼかし気味の影を入れて完成。」と自信気に語ってはいるが、本当にあの場にいたと信じていたという報告は今日現在届いていない。しかし妻康子さんは、選ばれた羊のすました表情や背筋の伸びた姿勢が気に入っているとのことで、確かに偶然ながらこの家族写真にとてもマッチしている。夫は「偶然は最大の芸術なり」と開き直っているそうだが。
 ※年賀状拡大

平成15年1月5日
倫典くん、絵画コンテストで入賞
 この度、宮崎市の大淀川学習館が主催する「第8回大淀川流域の動植物コンクール」で和田倫典くん(4つ)の作品(写真)が幼児の部で佳作に入選した。この絵が描かれたのは昨年の夏で、倫典くんの姉で江南小学校1年の陽花ちゃんが夏休みの宿題のひとつの絵画を描くために大淀川学習館を訪れた際に同行し、描かれたもの。同館ではその頃、市民から寄贈された大きなアカメが話題となっており、その大きさや目の赤さに興味を覚えた子供達は、それらを絵画の題材に選んだ。悠々とした泳ぎっぷりで、比較的描きやすかったと言えるが、やはり動くものを描くのには四苦八苦した。姉と共に1時間足らずで描きあげた作品は互いの影響が見られ、非常に似ている。姉はその作品を持ち帰り学校に提出し、倫典くんはその場で出品した。待つこと4ヶ月、昨年12月になって同館から文書と共に賞状と記念品が届き、一家を驚かせた。記念品がクレヨンだったこともあり、今後同種のコンテストにも挑戦していきたいと語っているのは倫典くんではなく父親のようである。

12月23日
和田家、東京ディズニーランドに行く
 今月7日、和田家は念願の東京ディズニーランドを訪れた。妻の康子さんが友人の結婚披露宴に出席するのに併せて、家族全員で東京旅行に出かけることに決めた。丁度その日は全日空の割引期間にあたり、旅費は安くですんだものの、3人の子供を連れての旅行はやはり想像を超えるものがあった。クリスマスショーのチケットやファストパスのチケットを得る為には開園前に並ぶ必要があることから、当日は宿泊した三好さん宅を朝6時に出発。電車を乗り継いで、ご一緒した須藤ファミリーと合流し、7時30分頃には入園ゲートに並んだ。一方、朝2時まで飲んでいた敏法さんは二日酔いがひどく、同じ電車にかろうじて乗ったものの、途中下車を繰り返し入園ゲートでやっと追いつく有り様だった。開園直後から小雨が降り始め、たまらずカッパを購入した後は、精力的にアトラクションをこなした。スターツアーズで再び吐き気が襲った父親を横目に、子供達は雨にも寒さにも負けず楽しんだ。結局雨はほとんどあがることなく、クリスマスショーやエレクトリカルパレードは中止となったが、中止ではなくてもこちらから帰っていたことは言うまでもない。とはいえ、子供達は終始目を輝かせており、楽しかったと言ってくれたことが両親の救いとなったようだ。おみやげを買うのにも長蛇の列で「乗り物に優先的に乗れるファストパスを得るのに並ぶというのも皮肉なものだが、この雨と寒さでこれだけの人が来ているというのが信じられない。」と語った敏法さんは都会の恐ろしさと寒さから震えていた。折しもこの週末は全国的に寒波が到来した時で、東京での大雪のニュースがトップで伝えられたのは次の月曜日であったことを付け加えておきたい。

12月13日
ふたりそろって七五三詣り
 先月9日、和田家の長女陽花ちゃん(7つ)と長男倫典くん(4つ)がそろって七五三のお詣りをした。女の子は数えで3才と7才の年とされており、陽花ちゃんは本来、昨年すべきであったところを倫典くんに合わせるため1年延期していた。素晴らしい秋晴れに恵まれたその日、お詣りをした宮崎神宮は多くの七五三詣りの親子連れで賑わった。あまりの賑わいに神宮側も伝統とか風情とかにこだわってはいられないとみえ、「はい、七五三の受付はこちらです。ひとり5千円になります。」といった事務的な対応。お陰さまで人出の割には有り難い儀式にも時間はさほどかからず、帰りにみんなで記念写真を撮った。天気が良すぎるのも考えもので、ほとんどの写真で子供たちはまぶしそうに目をすぼめている。記念写真は写真館でも撮影しており、来年の年賀状の写真に使用されるものと関係者はみている。

11月10日
BOMフォトコンテストで入選
 このほど、BOM南宮崎店主催の「こども・赤ちゃんフォトコンテスト」で和田家が応募した陽花ちゃんの写真(右)が見事入選した。この写真は夏休みに訪れた阿蘇ファームランドで撮影したもので、今年の暑中見舞いにも使われた。実は陽花ちゃんはイグアナを触るのを初めは怖がっていたが、倫典くんが無事だったのを確認して挑戦した(こちらを参照)。このショットはデジカメ(IXY-DIGITAL200)でファインダーやモニターを覗きもせずに、手を延ばしていい加減に撮影した偶然の産物。「デジカメはこういう普段の表情を気軽に撮影できるのが魅力」と撮影した敏法さんは語っており、望遠や記念写真を撮りたい時の一眼レフと常に併用しているとのこと。同じく暑中見舞いに使われた倫典くんの写真はカメラのきたむら主催の「第10回子ども&赤ちゃんすくすくフォトコンテスト」に応募したもののあっけなく選から漏れ、全国規模の厳しい洗礼を受ける形となった。ふたつのコンテストでフィルムやビデオレンタル無料券を手にしたほか、応募写真を無料でプリントしてもらった和田家はそれだけで満足しており、今後もこの種のコンテスト情報に注目しているとのことだ。なお、入選作品についてはBOM南宮崎店の店頭で現在展示されている。

10月14日
主人が無事ドイツから帰国
 和田家の主人が13日、公式日程をすべて終え、無事帰国した。ドイツに到着した日の夜にウインドブレーカーを置き忘れ無くしてしまうハプニングに見舞われたものの、その後は順調にスケジュールをこなした。エアランゲンでのホームステイ先ではチマーマンさん一家に温かく迎えられ、ふたりの息子たちとも卓球や手品をして交流を深めた。おみやげとして持って行ったチーズ饅頭は予想通り好評だったほか、ちぎり絵や陶器なども喜ばれた。一方、チマーマン家の奥さんはガラス細工が得意で、子供達に名前入のグラスをプレゼントしてくれた。また、ご主人はパソコンが趣味で、自分のホームページホームステイ中の写真などを掲載してくれ、次の日には家族や職場の同僚が見る事ができた。この研修はごみ問題がテーマとなっているが、団員がこぞって観光地のごみ箱に向かってシャッターを切るという異常な光景も珍しくなく、観光客の爆笑も買った。オランダからの旅行者のひとりは「日本人は写真ばかり撮っているという話は聞いていたが、ごみ箱まで撮るなんて全くクレイジーだ。」と感想を述べている。一行はドイツからフランスはパリに入り、最後の企業訪問を終えた後はすっかりリラックス。最後の夜は和食にアサヒのスーパードライで大宴会となった。「パリの素敵な夜にあって、箸で刺身をつつき、スーパードライで乾杯なんて。あの空間だけは間違いなく居酒屋やまとだったね。」と主人は和洋折衷の本当の意味を初めて理解した様子だった。ウインドブレーカーと子供の運動会を引き換えに素晴らしい想い出を手に入れた主人は、早速明日から通常の生活に戻る。
 ※テレビ放映情報

9月15日
来月、主人がドイツへ渡航
 和田家の主人が来月ドイツへ渡航することが明らかとなった。これは、宮崎市が主催するごみ問題海外派遣事業の市民訪問団のひとりとして参加するもので、ドイツ、フランスの先進地や企業等を視察する予定となっている。出発は来月3日で、ドイツのエアランゲンでは3日間のホームステイも予定されている。実はこの事業、昨年の同時期に予定されていたが、9月11日の同時多発テロの影響で延期になっていた。「昨年は気分が盛り上がってきたところで延期になり残念でした。今年はテロリストもアメリカもみんなおとなしくしていてほしい。」と世界平和のためなのか、自分の渡航のためなのかはっきりしないコメントをしている。

6月26日
ベッカムともくん登場!
 和田家の長男倫典くん(4つ)のベッカムヘアーが今、話題を呼んでいる。日韓共催ワールドカップ大会で注目を集めているイングランド主将ベッカム選手の人気は、今や社会現象とも言えるが、そのヘアースタイルは若者を中心に流行しつつある。そのような中、倫典くんのベッカムヘアーは本人の意志に関係ないという点で異色と言えよう。ベッカムヘアーで幼稚園へ行った初日は、先生をはじめ、お友達から拍手で迎えられたというから本人もまんざらではなくなったようで、2日目には自らベッカムヘアーを志願。「親がファンで幼稚園児のベッカムヘアも登場した」と朝刊に掲載されたのはこの次の日で、親も少し正気を取り戻したため、ベッカムヘアーは見られなくなった。イングランドは残念ながらベスト8で姿を消したが、倫典くんは幼稚園のスポーツ教室でサッカーをしているとの情報もある。再び見られるのは時間の問題かもしれない。

平成14年3月30日
陽花、涙の卒園式
 和田家の長女陽花ちゃん(6つ)は今月17日、3年間通った大淀幼稚園を卒園した。卒園式では、園児ひとりひとりが担任の先生から名前を呼ばれると大きな声で返事をし、園長先生から卒園証書を受け取った。陽花ちゃんは年長さんのこの1年、1日も休まず登園したほか、園の授業の一環として行われているスイミング教室も1回も休まずに参加したため、それぞれの皆勤賞を授与された。式の開始早々からハンカチで涙を拭っていた母の康子さんに加えて、卒園児全員でのお別れのことばやうたが始まると、父の敏法さんも落涙。回していたビデオのテープが切れたこともあり、ゆっくりと娘の成長を噛み締めながらみんなのうたを聞いていると涙が溢れてきたという。卒園児の父兄代表謝辞を一番下の子の時には自分が引き受けようかと考えていた敏法さんは、絶対に無理だということを悟った。

平成14年1月15日
年賀状の理解度、3割未満か
 和田家の2002年の年賀状のデザイン(写真)の謎かけを理解した人が、3割にも満たない可能性があることが民間調査会社の調べでわかった。問題の年賀状は、家族全員の写真を使い、人文字で「馬」を表したもので、配達初日から問い合わせが殺到した。夫だけなぜ変な格好をしているのかとの内容がほとんどで、ピアノを弾いているところと思っていた人が圧倒的に多い。中には写真のデザインを余り気にとめず、謎がかけられていることすら気が付いていない人々が多数存在すると見られており、同社では全体での理解度は3割程度としている。このデザインは夫の発案とのことだが、妻は当初、説明書きの必要性を主張し、「うま」とフリガナを振る案や、「クイズ:何かの文字を表しています」といったフレーズを挿入する案を提案したが、デザインの格が下がると主人は一蹴に付した。結局、デザインを優先するあまり真意が伝わらないという本末転倒の見本のような結果となり、今後のハガキ作りに少なからず影響を与えるものと見られている。