平成13年11月23日 |
サイコロのお腹を持つ少年 |
このほど、サイコロのお腹を持つ少年が現れ人気を呼んでいる。この少年は宮崎市に住む和田倫典くん(3つ)で、サイコロの「5」を表す模様がくっきりとその小さなお腹に浮かび上がっている。専門家の間では、ナスカの地上絵やミステリーサークルに次ぐ発見であるとする声もあり、「へそ」を中心にしているところは芸術ですらあるとしている。父親の敏法さん(31)は「気が付いたらサイコロでした。確かにあの頃はよく家族ですごろくで遊んでたなあ。」と語ってはいるが、すごろく遊びとの関連性は薄いとの見方が強い。一方、医学界からは「あれが芸術であるはずがない。ただの虫刺されだ。」との強い反発があり、今後は科学界との間で論争が繰り広げられるのは必至とみられる。 |
平成13年10月21日 |
陽花と倫典、運動会で健闘! |
今月7日、大勢の父兄が見守る中、大淀幼稚園の運動会が盛大に開催された。プログラムの1番は全園児によるかけっこ。幼稚園でも1、2を争うおチビさんの倫典に両親はスタートのタイミングを教え込んだものの、肝心の競争心が全く芽生えておらず、楽しそうに駆けた結果は4人中4位(写真右)。一方の陽花はスタート直後に隣を走る女の子と仲良く転倒したが、2人ともすぐに起きあがり走り切った。結果は4人中3位だったが、恐らくこけてなくても順位は変わらなかったとみられる。その後のリズム体操や親子での障害走などでは、子供よりも母親がハッスルしていた感があったが、最も感動を呼んだのは陽花が年長児障害走で披露した竹馬。本番に向けてかなりの練習を積んだことは両足の指のマメがつぶれていたことでも判っていたが、本番では見事一度も足を付ける事なくゴールした(写真左)。父親は「カメラのファインダーの中では美しい動きがスローモーションで見え、一所懸命練習している姿とオーバーラップした。私は奇跡を目にしたのだ。」と信じられないくらい大袈裟なコメントを残しており、自分だけが気付いていない親バカぶりはしばらく続きそうだ。 |
平成13年9月28日 |
主人、新聞に登場! |
今月8日の宮日新聞の朝刊に和田家の主人が登場した。記事は宮崎県フロン対策協議会に関するもので、会議の様子を写した写真に主人がそれとなく座っている。県内の市長会代表として本協議会の幹事の一員である宮崎市環境部長の代理のそのまた代理で出席しており、このような会議に平の職員が出席すること自体珍しい。これだけならばただの新聞記事だが、写真の中にバンド仲間の猪上氏が写っていることを発見。主人が同新聞社に問い合わせたところ、「同じバンドメンバーが同一記事の同一写真内に登場したのは、昭和53年にザ・ドリフターズの加藤茶と高木ブ−以来2例目であり、偶然とはいえ、大変貴重だ。」と話していたという。
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平成13年8月25日 |
グッチ裕三のサインをゲット |
今月の2日、宮崎市民文化ホールでNHKの人気子供番組「ハッチポッチステーション」のコンサート、「グッチトレイン」が行われたが、和田一家はグッチ裕三のサイン入りポスターをゲットした。同コンサートチケットの裏面が塗り絵となっており、当日持参するとプレゼントが当たるという趣向で、和田一家は全員参加した。実行委員が審査するのであれば、出来さえ良ければ必ず選ばれると考えた主人は、コンサート前夜、子供が寝た後に静かにパソコンの電源を入れた。「頭の中では既に出来上がっていました。一から作り出すのは面倒だったので、以前の作品を使い回そうと。」と語っているとおり、「3人を探せ!」で書いたイラストをそのまま使い、手を抜いた。テスト印刷を繰り返し、微妙な位置調整の末に打ち出された完成品を見て勝利を確信したという。就寝直前、注意書きの中に「抽選で」との文字を発見して軽いめまいを覚えたものの、次の日のコンサート終了後、公演前に貼り付けた自分の作品に当選を示す赤い花が付けられていたのを見て狂喜した。賞品がグッチ裕三のサイン入りポスターであったのには拍子抜けしたものの、現在和田家の階段踊り場に飾られている。 |
平成13年8月8日 |
二重の虹、出現! |
先月の15日夕方、雨がやんで光が差し始めた直後、見事な二重の虹が宮崎の空を彩った。この日、友人家族らを招いて雨の中バーベキューを強行した後、和田家は早めのお風呂を済ませた。「にわかに外が明るくなったとき、これは絶対に虹が出ると確信しました。」という夫は、外に出てあまりの美しさに言葉を失った。虹がきれいに、そして二重に半円を描いていた。記念好きの夫は急いで家に入り、子供達を再度洋服に着替えさせた後、虹の下に並ばせて記念撮影を行った後、右の写真を近くの駐車場から撮影した。後日、朝日新聞に別の日に延岡で撮影された二重の虹の写真が「大変珍しい現象で、内側の虹を主虹、外側の虹を副虹という」との記事とともに掲載されていたのを発見した夫は激怒したというのは本当の話。 |
平成13年7月3日 |
スイカすくすく成長 |
和田家の家庭菜園で植えられているスイカがすくすくと成長している(写真左)。このスイカは日向市に住む夫の父親が持ってきて植えたものであり、父親の家ではもはや見る影もなく枯れ果てているのに対し、和田家のスイカはすくすくと成長し、現在2番目のスイカが拳大であるという。スイカ栽培のポイントが人工受粉にあることを職場の先輩から伝授された夫は、さっそく雌花と雄花を探し出し、受粉させた。「はじめは雄花と雌花の区別すら付かなかったが、雌花の下にスイカの赤ちゃんが出来ているのを発見(写真右)してからは、これでもかと雄花を押し付けました。」と語るとおり、数々の受粉を試みたものの失敗に終わり、現在では妻が受粉した2つのスイカが順調に成長している。甘味を出すには油カスが効果的との情報を得て6月下旬には早速施肥。受粉して30日から40日が食べごろとされていることから、1番スイカは今月末、2番スイカは来月初めが食べごろと見られる。「子供が産まれたばかりのときでも、帰宅して真っ先に顔を見に行くこともなかった夫が、今では毎朝、夕にスイカをチェックしているのを見ると複雑な心境。」と妻は語っている。なお、この2番目のスイカを抽選でプレゼントするとの情報もある。 |
平成13年5月6日 |
今世紀最初の大発見!人面コーン |
人の顔の姿を持つ生物等の国際的研究機関であるIHFO(国際人面機構)は先月21日に日本で「人面コーン」(写真)が発見されたと発表した。発見されたのは宮崎市内の公務員和田敏法さん宅内で、食事の最中に突如姿を現したという。その日、敏法さんがほっかほっか亭の皿うどん弁当を食べていたところ、突然長女の陽花ちゃんが「あっ!顔コーンだ」と奇声を上げ、食べかけの中にあったとうもろこしを指差した。あまりの衝撃に取りあえず写真には収めたものの、空腹も手伝って平らげてしまった後にIHFOに報告した模様。会見の場でIHFO会長のジム・メイン氏(77)は「とても興奮している。既に存在しないのは残念だが、明らかに人面コーンで、現世を憂えるかのような表情が何とも言えない。しかし、他人が食べていた皿うどんの中に隠れていたたった一粒のコーンを見逃さない少女の能力こそ特筆すべきで、既にノーベル生物学・医学賞への推薦手続きを進めている。」と語った。一方、皿うどんの販売元である株式会社プレナスの広報部は「詳しいことは現段階では申し上げられないが、とうもろこしがどこで生産されたものなのか至急、調査を実施したい。製品の自主回収についても至急検討する。」とコメントしている。これを受けて小泉首相(59)は「大発見やノーベル賞候補の話は誠に喜ばしいこと。しかし、見ようによっては別の角度からでも人面に見える。これがまさに私の理想とする構造改革なのだ。」と意味不明のコメントを発表しており、この今世紀最初の大発見は政界をも巻き込んで今後も余談を許さない。 |
平成13年4月18日 |
倫典くん、幼稚園へ |
1月に3才になったばかりの倫典君がこのほど幼稚園生となった。入園したのは姉であり年長クラスの陽花ちゃん(5つ)が通う大淀幼稚園で、年少さん24名のひとりとして11日の入園式に出席した(写真)。当初、倫典君の両親は経済的理由と3才になったばかりでは十分に園生活に対応できないことを考慮して、年少からの幼稚園入園に一貫して消極的な態度を示していた。これらを覆した要因としては本人の入園希望が挙げられるが、陽花ちゃんが倫典君を伴っての登園を執拗に要求したことも影響しているのとの見方もある。入園式の翌日から順調に登園してはいるものの、両親の「幼稚園で誰と遊んだ?」との問いには「はるちゃんとまりえちゃん(陽花の親友)」と答えており、まだ2日間では友達を作るに至っていない模様だ。 |
平成13年3月24日 |
陽花、発表会にて好演 |
先月24日と今月4日に相次いで陽花ちゃん(5つ)の発表会が行われた。先月の発表会は陽花ちゃんが通う大淀幼稚園で毎年開催されているもので、彼女の所属するすずらん組は「さるかに合戦」を披露した(写真左)。いつものように緊張で笑顔こそ見られなかったが、その踊りぶりは堂々としており、後に担任の先生は「カニ役を引っ張ってくれた。」と語っている。一方、今月の発表会は週に一度通うピアノ教室のもので、清武町文化会館で行われた(写真右)。ソロ演奏として「ちょうちょう」を演奏した後に、アンサンブルとして父敏法さんのギターと「かっこう」を合奏、最後にお友達と5人でのハンドベル「きらきらぼし」で締めくくった。当日、日向から駆け付けた祖母が「とても上手に演奏し、堂々としていて感心した。」と語っているとおり、決して人前に出ることが嫌いでないことを証明してみせた。 |
平成13年2月1日 |
拓真、1才になる |
先月22日、和田家の次男拓真くんが満1才の誕生日を迎えた。この1年間大きい病気や怪我もなかった拓真くんは、祖父母も見守る中、今後食べ物に困ることがないようにと餅を踏んだ(写真)。ようやく十数歩まで歩けるようになっていたものの、さすがに餅の上で足踏みまではできなかった模様だ。夜には同じ誕生日の長男倫典くんと共にアンパンマンのケーキで祝福を受けた。これに対し父親は「いやあ、これが1日でもずれていれば、ケーキが2個いるところだった。くわばら、くわばら。」と首相並の不適切発言を行ったが、母親も同意見であったため事なきを得た。ちなみに父親の趣味で決まったとされる誕生日プレゼントのアンパンマン号ラジコンカーは、既に上2人の手厚い歓迎を受けており、対象年令に達する2年後に動いている事は到底期待できない。 |
平成13年1月4日 |
年末ジャンボ、大当たり! |
4日午前8時頃、和田夫妻が昨年大晦日に抽選が行われた年末ジャンボ宝くじのチェックをしていたところ、新世紀の特別枠である「さようなら20世紀賞」に当選していることがわかった(写真)。この賞は各組共通の下4ケタとなっており、合計3組が用意されていた。この各組共通の4ケタは通常の4等に相当し1万円の設定であるが、和田家の当選した「さようなら20世紀賞」は5万円となっている。仕事始めの日ぐらい余裕を持って出勤しようと考えていた夫は、この思わぬハプニングにより遅刻しそうになったという。 |
平成12年12月23日 |
和田一家、公式日程をすべて終了し無事帰国 |
12日午前、和田一家はオーストラリアでの公式日程をすべて終了し、無事帰国した。7日朝シドニー空港に降り立った一行は、宿泊先である妻康子さんの姉貴子さんらの新居に移動した後、シドニー市街に出かけ、夜はアクラム家の歓迎式典に臨んだ。8日にはコアラとの面会のため、フェリーでタロンガ動物園を訪れた。好天に恵まれたその日の船上からシドニー観光の目玉ともいえるオペラハウスやハーバーブリッジを望み気を良くした一行(夫)は、動物園で数頭のコアラと面会。法規制により抱くことはできなかったものの、有料での撮影会に更に気を良くしていた(写真)。その後、最後に何の動物を見るかを巡って、「ウサギ」と主張する陽花ちゃんと「カメ」と主張する倫典くんとの間で緊張が走ったものの、ルートの関係上、ウサギを見た後陽花ちゃんが目をつぶってカメの横を通る妥協案で海外版「ウサギとカメ」事件は決着した。9日夜には貴子さんらの結婚前夜祭に出席し、婚約者の母国であるレバノンの料理と踊りの歓迎を受け、10日には渡豪の目的である結婚式及び披露宴を向かえた。結婚式を近くの教会で挙げた後、夕方から開催された披露宴では、レバノンの音楽が生演奏される中、熱狂的な踊りに酔いしれた。披露宴は夜中まで続けられ、夫敏法さんは「あんなに美しい披露宴は初めて。情熱的でみんなが心から祝福していた。」と興奮気味に語った。一行は次の日の夜シドニーを離れ成田空港を経由して、12日昼宮崎に到着。あまりの疲労と子供達の世話のために現地で購入した記念の品を成田に置き忘れるというハプニングも発生したが、それも明後日には無事到着し、全日程を無事終了した。 |
平成12年12月3日 |
平成13年予算案固まる |
本日午前、大蔵大臣は記者会見に臨み、和田家の平成13年予算案が固まったと発表した。歳出では土木分野で外溝改修費を新規で計上、できるだけ早い時期の発注により景気対策を兼ねるほか、福祉分野では倫典の就園に伴う教育費の増を見込んでおり、これが他の分野を圧迫することは必至と見られる。さらに注目のIT関連では、バックアップ対策としてCD−Rの整備とインターネット接続料の増を夫が要求しており、妻の理解がどの程度得られるかが焦点になる。その他、長雨による被害を大きく受けた妻は乾燥機の必要性を訴えており、その資金として、本年末に予定されている住宅取得控除による還付金を繰り越して充てたいとの意向も明らかにしている。一方歳入では、残業手当の減を見込むほかは、給与、児童手当、乳幼児医療助成、就園補助金など前年並を見込んでいる。順調に進めば、一家の帰国後に開催される臨時家族会議で決定される見込み。 |
平成12年11月4日 |
和田一家、来月にも渡豪か |
来月の初めにも和田一家がオーストラリア行きを計画中であることが複数の有力筋からの情報で明らかになった。家族でパスポートの受け取りに来ていたのを偶然目撃した県職員によると、オーストラリアに在住している妻康子さんの姉が来月結婚するためだと話していたとのことであり、写真(右)に写っているのがその姉と婚約者ではないかとみられている。また、夫敏法さんの上司は、「先月になって、12月にまとまった休みが取りたいと相談を受けた。12月は定例市議会が開かれるため、一般的に長期休暇は難しいが、冠婚葬祭ならば話は別。」と話しており、年休の申請は認められるのではとの見方が強まっている。本人らからの正式な発表は今月末とみられているが、衣替えの時に複数の夏服をしまわずに分けていたとの目撃証言やインターネットでビザ申請のページに何度もアクセスしていたと情報も寄せられており、12月の渡豪はほぼ確実とみられている。 |
平成12年10月7日 |
4才の女の子、技に溺れる |
7日午後2時頃、公務員和田敏法さんの長女陽花ちゃん(4つ)が技に溺れた。偶然目撃し、その貴重な証拠書類(写真)を日本技協会に寄贈した母の康子さんによると、陽花ちゃんはその日何枚もの動物の絵を書いては名前を書いて遊んでいたという。この当時の彼女は仮名をほとんど覚えており、自分の名前の中でも比較的簡単な漢字である「田」の字を覚えて間もなかったことから、このように技に溺れたのではとみられている。東京大学名誉教授で日本技協会の会長でもある切鯵冴氏(72)は、「技の溺れに関しては、スポーツの分野を中心にその技を収得しはじめる中学校高学年くらいから一般的にみられる現象だが、このような低年齢での事例は初めて。世界的に貴重な研究資料。」と話している。一方、先日リーグ優勝を果たした長島茂雄監督(64)は横のたぬきの文字に注目。「ぬの文字が無意識にジャイアンツマークになっている。ジャビットくんにつづく我が巨人軍のマスコットにしたい。」との意向を発表しており、今後この絵をめぐった各界の動きが注目される。 |