私は安いものを何度も買い替えるよりも、多少高くてもいいものを買って長く使うタイプです。今度買い替えた車も11年乗りました。スーツもあんまりたくさんは持ってませんが、大事に着ています。先に宝ものとして紹介した初代iMacと中古で手に入れた後継機種に関しては、自分でもよく我慢したと思います。 買い替えるきっかけは、恥ずかしながら衝動買いです。本格的なデジタル時代が到来し、あらゆるデータが大容量化し、古いパソコンではもはや処理が難しくなってきています。写真の整理に時間がかかりすぎるほか、印刷もままならなくなってきた今春、近くの量販店に並んでいたこの可愛いMacBookを手に入れました。 デスクトップにするか、ノートにするかがまず迷うところです。ノートパソコンはデリケートで壊れやすいイメージから、次のマシンもデスクトップにするつもりでした。しかし、たまに外に持ち出したくなることがあることやソファに座りながらのんびり使うのもいいなあと思うようになって、徹底的にワイアレスの世界に飛び込む決心と共に購入を決めました。 「Airmac Express」というワイアレスのベースステーションを手に入れ、待望のワイアレスでのインターネット環境が実現しました。リビングでソファの上で、いつでもどこでもインターネット。子供が2階で調べごともできます。いやあ、便利です。プリントアウトもワイアレスになりました。書類もリビングで作成し、印刷ボタンをクリックするだけ。ステレオに接続すればパソコンに入っている音楽をワイアレスで再生することもできます。 パソコンを買うにあたってのもうひとつの悩みどころ。WindowsかMacかということ。家内はずっとWindowsを欲しがっていました。私は頑にMacにこだわっていましたが、文書作成や表計算ではWindowsが勝っているのは確かだし、私が音楽を聴いているauの携帯や娘が持っているSONYの音楽プレーヤーはMacには対応していないという事実。そんな折にintel搭載のMacが発売され、MacのマシーンにWindowsをインストールすることが簡単にできるようになったのです。多少、経費はかかりましたが、用途によってMacとWindowsを使い分ける。これぞ私のデジタルライフにぴったりの選択だった訳です。 買った当初は必要以上に持ち歩いたりもしましたが、今ではお気に入りのソファでくつろいでいるとき、ピッタリとこのMacが寄り添っています。お菓子を食べた手でゲームをする息子らと慣れないvistaに手を焼きながら、今日もあの起動音を聞き続けています。 |
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