昨年に引き続き、今年もドイツに行ってきました。昨年と同じ家族のもとでホームステイをさせていただき、仕事とはいえ、とても言葉では表せないすばらしい時を過ごすことができました。 お世話になった家族は日本で言えば小学校5年生と2年生くらいの男の子がいる4人家族。旦那さんはシーメンスという電気関係の企業(ベッカムの移籍で話題のレアルマドリードのスポンサーで、ユニホームの胸に「SIEMENS」とあります)に勤めていて、奥さんは専業主婦(だと思います)。宮崎の市民訪問団を受け入れるきっかけは、奥さんのコニーさんがエアランゲン市でのコーディネート役を勤めてくれた在独日本人の清水里美さんと友人だったこと。素晴らしい家族で、私を本当に暖かく迎えてくれました。 おっと、ホームステイの話しを始めると長くなるので、本題の「グラス」です。コニーさんはガラスに傷をつけることによって「すりガラス」のようなくもりを付けてデザインする、そんな技術を持っています。その技術が単なる趣味なのか商売なのかはわかりませんが、地下室に専用の工房を持ち、本格的にやっている感じでした。 昨年のホームステイ最後の日に、子供達にグラスをプレゼントしたいので日本語で名前を書いてほしいと頼まれ、夜遅くに地下で黙々と作ってくれました。私も見学させてもらいましたが、その手際の良いこと。さほどの時間をかけずに3つのグラスを完成させました。今年は私達夫婦に作ってくれて、写真の5つのグラスが揃った次第です。普段は飾っているだけですが、特別な記念日などに実際に使っています。 ドイツでのコニーさん家族との出会いこそが私の宝もので、グラスはそれらのほんの一部でしかありませんが、世界にふたつとない私達家族の宝ものであることは確かです。この場を借りてコニーさん一家に感謝、いつの日か再会できることを夢見ています。 |
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