2013年 年賀状
選挙編



 この年賀状を作成して1年以上経過しているため、記憶があいまいなうえに、時機を逸していますが解説を。
 確か平成25年の年賀状をどうしようかと悩んでいる時に、衆議院議員の選挙があったと記憶しています。街頭に選挙掲示板が立てられ、選挙ポスターが貼られるのを待つばかりという光景をみて、今年はこれでいこうと決めました。たぶん、いつものとおり家族はそんなに賛成しなかったと思います。
 政策に関する短いキャッチフレーズがちりばめられた選挙ポスターは家族の近況を紹介するのにうってつけであったし、新しい政党が生まれ、いつものパロディ路線も発揮しやすかったため、決まった後はスムーズに進みました。家族も案外、ああでないこうでないとアイデアを出してくれたような気がします。
 最も苦労したのは、選挙掲示板の注意書きや数字のレイアウトを少し変える必要があったこと。家族の写真を大きく見せるためには手前から貼る必要がありました。そのほか、オリジナルの板の右端の色合いが異なっており、合成していない部分まで合成しているように見えるため、その色合いの違いをなくす必要もありました。悩んだのは右上の注意書きなど印字された文字や数字を変えるのに、文字を消し、うまく木目を復元するにはどうすればいいかということでした。しかしこの問題は難なくクリアすることができました。人間の目はそれほど正確に物を見ているわけではないようで、木目など気にせずに、別の場所の板の画像を文字の上から貼付けていく(場所によっては色合いを補正しながら)だけで違和感のないものになりました。
 この年の年賀状は親戚には割と好評で、家族の情報が盛り込まれた年賀状が喜ばれることを実感した正月となった反面、印刷ミスや宛名書き損じなどの年賀状を郵便局で交換する際には大層恥ずかしい思いをしたことが思い出されます。


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